映画『タイタニック』で、ジャックを失いながらも奇跡的に生還したローズ。
映画ではタイタニック号沈没後の人生が詳しく描かれないため、
「ローズはその後どうなった?」
「誰と結婚したの?」
「キャルとはどうなった?」
「子供はいた?」
「ジャックのことをずっと忘れなかったの?」
と気になった人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、ローズはタイタニック号から生還したあと**「ローズ・ドーソン」と名乗って過去と決別し、その後別の男性と結婚して家庭を築きました。**
結婚相手の名前はカルバートですが、映画では詳しい人物像は描かれていません。
一方、ローズが101歳になるまで自分らしい人生を送り、ジャックとの約束を守り続けたことは、ラストに登場する写真などから分かります。
この記事では、ローズのその後の人生や結婚相手、子供について詳しく解説します。
※ここから映画『タイタニック』の重大なネタバレを含みます。
ローズはタイタニック沈没後どうなった?
タイタニック号の沈没後、ローズは救命ボートによって救助されます。
その後、生存者たちは救助船カルパチア号に乗せられ、ニューヨークへ向かいました。
ローズがニューヨークへ到着する場面では、自由の女神が映ります。
そこで係員から名前を尋ねられたローズは、
「ドーソン。ローズ・ドーソン」
と答えます。
ドーソンはもちろんジャックの姓です。
ローズは本来「ローズ・デウィット・ブケイター」でした。
しかし自分を縛りつけていた上流階級の生活やキャルとの婚約から離れ、ジャックの姓を名乗ることで新しい人生を始めたのです。
この場面は、ローズのその後を考えるうえで非常に重要です。
タイタニック号から生還しただけではなく、以前のローズとしての人生も終わらせた瞬間だったと考えられます。
ローズはキャルと結婚した?
ローズは婚約者だったキャルとは結婚していません。
タイタニック号が沈没したあと、カルパチア号の船上でキャルがローズを探している場面があります。
しかしローズは姿を隠し、自分が生きていることをキャルに知らせませんでした。
つまりキャルから見れば、ローズもタイタニック号とともに亡くなった可能性がある状態です。
ローズはそのままキャルのもとへ戻らず、別人として人生を始めます。
タイタニック号に乗る前のローズは、家の経済状況を守るために裕福なキャルと結婚することを母親から求められていました。
しかしジャックとの出会いによって、自分の人生を自分で選ぶことを決意します。
キャルと結婚しなかったことは、その決断を最後まで貫いた結果なのでしょう。
ローズの結婚相手は誰?
ローズはその後、カルバートという男性と結婚したことが劇中の会話から分かります。
ただし、カルバート本人は映画には登場しません。
詳しい名前や職業、ローズといつ出会ったのか、どのような結婚生活を送ったのかも描かれていません。
そのため、
「ローズの夫はどんな人だった?」
という疑問については、映画だけでは分からないのが正確な答えです。
カルバートについて分かるのは、ローズの過去を調査したラベット側から、ローズが結婚して「ローズ・カルバート」になったことが語られる程度です。
ジャックと比較してしまいがちですが、夫との関係が詳しく描かれないのは不仲だったからではありません。
『タイタニック』という映画が描いているのは、ローズの101年間すべてではなく、彼女の人生を変えた1912年の出来事だからでしょう。
ローズには子供がいた?
ローズには子供がいたことが分かっています。
現代パートで老いたローズと一緒にいるリジーは、ローズの孫娘です。
つまりローズはタイタニック号から生還したあと、家庭を持ち、少なくとも子供をもうけたことになります。
さらに映画終盤でローズがジャックとの約束について語る場面では、彼女が結婚して子供を持った人生を送ったことが示されています。
これはジャックとの最後の会話を考えると重要です。
ジャックは冷たい海の中で、ローズに生き続けるよう伝えます。
ただ生き残るだけではありません。
長く生きて、子供をたくさん作り、温かいベッドで年老いて死ぬ未来を語ります。
ローズは実際に長生きし、家庭を持ち、101歳まで生きました。
つまりローズのその後の人生そのものが、ジャックとの約束を守った証拠になっているのです。
ローズはその後女優になった?
映画の現代パートでは、ラベットたちがローズについて調べた際、彼女が「女優だった」ことにも触れています。
タイタニック号に乗っていた頃のローズは上流階級の令嬢でした。
しかし生還後は家族のもとへ戻らず、自分自身で新しい人生を始めています。
その過程で女優として活動していたことが示唆されています。
映画では女優時代の詳しいエピソードまでは描かれません。
それでも、家柄やキャルの財産に頼らず、自分で生きていったことを示す設定として重要です。
ローズが長年持っていた高価な宝石「碧洋のハート」を売らなかったことを考えても、彼女が過去の財産ではなく自分の人生を選んだことが分かります。
ローズはジャックとの夢を実現した
ローズのその後について最も分かりやすく示しているのが、映画終盤に映る写真です。
101歳のローズが眠るベッドのそばには、彼女の人生を記録した写真がたくさん飾られています。
中でも重要なのが、馬に乗っているローズの写真です。
タイタニック号の船上で、ジャックとローズは未来について語っています。
その中でローズは、男性のように馬にまたがって自由に乗りたいという話をします。
そして写真の中のローズは、本当にその夢を実現しています。
ほかにも飛行機のそばで撮影された写真などがあり、ローズがさまざまなことに挑戦してきたことが伝わります。
ジャックはローズと一緒にその人生を歩むことはできませんでした。
しかしジャックがローズに教えた「自由に生きる」という考え方は、その後もずっと彼女の中に残っていたのでしょう。
ローズはジャックを忘れたの?
ローズは別の男性と結婚し、家庭を築きました。
しかしジャックを忘れたわけではありません。
老いたローズは、ジャックについて「写真すら残っていない」と語ります。
ジャックが存在したことを証明できるものは、ほとんどありません。
それでもローズの記憶の中には、84年前のジャックが残り続けています。
そしてローズは長年、ジャックとの出来事を夫や家族にも詳しく話していなかったと考えられます。
タイタニック号でジャックと過ごしたのはほんの数日間でした。
しかしその数日が、その後のローズの人生を決めました。
ジャックは「長く付き合った恋人」ではなく、ローズが自分の人生を取り戻すきっかけを与えた人物だったのです。
結婚相手がいるのになぜラストはジャック?
映画のラストでは、若い姿に戻ったローズがタイタニック号の大階段でジャックと再会します。
そのため、
「夫のカルバートはどうなるの?」
と疑問に思う人もいるでしょう。
ただし、このラストを理由に「ローズは夫を愛していなかった」と考える必要はありません。
映画ではローズとカルバートの結婚生活が描かれていないため、2人の愛情について判断する材料がないからです。
ラストでジャックが待っているのは、物語の舞台が「タイタニック」だからと考えると分かりやすいでしょう。
タイタニック号でローズの人生を変えた人物はジャックでした。
さらに大階段には、沈没事故で亡くなった人々が集まっています。
そこへ長い人生を生きたローズが戻り、ジャックと再会する。
これは夫との人生を否定する場面というより、1912年に別れたジャックとローズの物語を完結させるためのラストと考えるのが自然です。
キャルはその後どうなった?
ローズと結婚するはずだったキャルについても、その後が語られています。
キャルはタイタニック号から生還しました。
しかし老いたローズによると、その後1929年のウォール街大暴落によって財産を失い、自ら命を絶ったとされています。
一方のローズは、キャルの財産にも碧洋のハートにも頼らず人生を歩みました。
タイタニック号に乗っていた頃は、キャルが富と権力を持ち、ローズは彼に従わなければならない立場でした。
しかしその後の人生は大きく逆転しています。
お金や地位に執着していたキャル。
それらを手放し、自分の人生を選んだローズ。
2人のその後は、映画が描く価値観の違いを象徴しているようにも見えます。
『タイタニック』ローズのその後・結婚相手まとめ
『タイタニック』のローズは沈没事故から生還したあと、「ローズ・ドーソン」と名乗り、キャルや母親のもとへ戻らず新しい人生を始めました。
その後は女優として活動したことが示され、カルバートという男性と結婚。
子供をもうけ、孫娘リジーにも恵まれています。
ただし夫カルバートの人物像や結婚生活については、映画では詳しく描かれていません。
一方で、ローズがどんな人生を送ったのかは、ベッドのそばに飾られた写真から伝わってきます。
馬に乗り、さまざまな場所を訪れ、家庭を持ち、101歳まで生きたローズ。
それは冷たい海の中でジャックと交わした「生きる」という約束を果たす人生でした。
ローズはジャックを失ったあと、彼だけを思って人生を止めたわけではありません。
別の男性と結婚し、子供を育て、自分自身の人生を最後まで生きています。
それでも人生を変えてくれたジャックのことは忘れなかった。
だからこそ『タイタニック』のラストでは、長い人生を歩んだローズが若い姿に戻り、再びジャックのもとへ向かう姿が描かれたのではないでしょうか。
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