アナ雪2のアートハランとは?エルサを呼ぶ声の正体についても解説

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アナ雪2で物語の重要な場所であるアートハラン。一体どんな場所で、どのような意味があるのでしょうか?謎の多いアートハランについて解説していきたいと思います。

アナ雪2のアートハランとは?

アートハランとは一体何なのでしょうか?

母なる川

エルサとアナの母であるイドゥナは子どもの頃に『精霊たちの母なる川がアートハランよ』と教えてもらいました。過去のこと、この世のすべてを知っていると言われている記憶の川アートハラン。

人間が足を踏み入れることは困難な場所のようです。

子守唄

イドゥナもかつて母親に歌ってもらっていた子守唄ですが、この歌詞にヒントが隠されていました。

Yoh Yoshida – All Is Found (From "Frozen 2"/Lyric Video)

遥かなる北の川に すべての記憶が潜んでいる 今も

あなたが求める答えはそこに眠る 探してみなさい 
溺れないようにね

All is found より

今まで誰も見たことのないアートハラン、ここに行くには相当な覚悟が必要です。
エルサが魔法の力をコントロール出来ないことにエルサ本人も両親も心を痛めていました。
どんどん強くなるエルサの魔法、どうしたら良いのか誰も分かりません。

エルサの両親がアートハランへ

母イドゥナが昔の地図や記憶、言い伝えを探り、アートハランがあるであろう場所を突き止めます。
そこは川ではなく氷に閉ざされた氷河でした。
航海には危険な時期でしたが、エルサのために意を決して旅立ちます。
愛する娘エルサとアナの幸せな笑顔をみるため、誰も行ったことのない未知の場所へ。

ですが船は荒波に飲まれ、両親が吉報を持って帰国することはありませんでした。

エルサがアートハランに辿り着けた訳

エルサは声に導かれて冷たい荒波の中に向かっていきますが水の精霊に行く手を阻止されます。
それでも諦めません。
何度も波にのまれ溺れそうになってもアートハランを目指して水の精に挑みました。
エルサに試練を与えていたのでしょう。
エルサを伝説の第5の精霊だと判断した水の精がエルサを背に乗せてアートハランに辿り着きました。アートハランは精霊たちの母なる川とされています。人間が行き着くことは出来ない場所、精霊だけが行ける場所なのだと思われます。

謎の声の正体

エルサを呼ぶ不思議な歌声はアートハランの記憶がエルサを呼んでいたのでしょう。
アートハランが映し出す様々な過去の出来事。懐かしい母の姿もありました。

エルサが目覚めるにはアートハランを訪れる必要があります。すべての謎を解き、自分のルーツであるノーサルドラとアレンデールの平和のためにエルサの力が不可欠でした。そのために何度もエルサを呼んだのではないかと思います。

エルサが魔法を授かって生まれたのは精霊たちからの贈り物。怒りも寂しさも苦しさ、真実の愛をも知ったエルサがすべての試練を乗り越えたからこそ、精霊たちの中心に位置する第5の精霊としての役目を果たせるのではないでしょうか?

まとめ

アートハランについて考察も含めて書かせていただきました。様々な考察や解釈があり、観ている人それぞれの楽しみ方や感じ方のあるこの作品。今までのディズニープリンセスたちとは違うエルサとアナの行動に新たなディズニーの世界観を感じました。
私の拙い文章に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


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