『鬼滅の刃』に登場する上弦の弐・童磨(どうま)は、どこか軽やかで優しげな口調とは裏腹に、圧倒的な戦闘力と冷酷な本性を持つ鬼です。飄々とした態度や氷の血鬼術など、他の上弦とは一線を画すその存在感に、衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。
本記事では、童磨のプロフィールや能力、戦闘スタイルや狂気の正体に迫りながら、その魅力と恐ろしさを徹底解説していきます。
童磨の基本プロフィール
童磨(どうま)は、『鬼滅の刃』に登場する上弦の弐の鬼です。飄々とした雰囲気と丁寧な口調が特徴ですが、その本性は非常に冷酷で、感情のない異質な存在です。人間だった頃は「万世極楽教」という新興宗教の教祖であり、多くの信者に“神”のように崇められていました。
- 名前:童磨(どうま)
- 階級:上弦の弐
- 特徴:扇を使った氷の血鬼術/常に笑顔/無表情の狂気
- CV:宮野真守(アニメ版)
血鬼術:冷気と氷を操る「氷の血鬼術」
童磨の戦闘スタイルは、扇を使った氷の血鬼術。空気中の水分を瞬時に凍らせ、氷柱や氷の蓮花、さらには冷気による攻撃など、広範囲かつ致死性の高い技を操ります。吸い込むだけで肺が凍るほどの冷気を放つため、近距離戦を得意とする鬼殺隊士にとっては極めて厄介な相手です。
童磨の性格と異質さ
童磨は一見、親切でにこやかに見えますが、人の死や感情に対して一切の共感がないという致命的な欠如があります。彼自身も「悲しい」「寂しい」といった感情がわからないと語っており、その異常性が彼の恐ろしさの一端を成しています。
また、人間時代からその性格は形成されており、信者たちの苦しみに対しても「救ってあげよう」という慈悲のようで冷酷な対応を見せていました。
戦闘シーンのインパクト
童磨の活躍が際立つのは、胡蝶しのぶや栗花落カナヲとの戦いです。しのぶの毒を取り込んだことで、体内から崩壊する展開は衝撃的で、童磨の油断と冷静さの絶妙なバランスが見事に描かれました。
また、扇を振る一撃一撃が広範囲かつ破壊力を持っているため、戦闘描写にも迫力があり、多くの読者・視聴者の記憶に残るキャラクターとなっています。
まとめ:上弦の弐の異質な存在
童磨は、戦闘能力だけでなく、その異質な価値観や狂気的な無感情さが魅力のキャラクターです。上弦の弐としての実力もさることながら、鬼でありながらもどこか“人間離れした冷たさ”を持ち、観る者に強烈な印象を残します。
今後、アニメ『無限城編』での本格的な活躍も楽しみな童磨。彼の冷酷な強さが、どんな形で描かれていくのか注目です。
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