鬼滅の刃・炭治郎の夢の中の光る小人を解説!泣けるし自決が解決策と気付けた理由を考察

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鬼滅の刃・無限列車編で十二鬼月の下弦の壱、魘夢(えんむ)の血鬼術により『幸せな夢』を見せられた炭治郎。今回の記事では炭治郎の夢の中に出てきた不思議な小人と夢から醒めるために炭治郎が取った行動についてなどを解説していきたいと思います。

鬼滅の刃・炭治郎の夢の中の光る小人とは

物語の中に出てくる光る小人。この小人が何を意味するのか、何者なのでしょうか?

炭治郎の無意識の領域

魘夢(えんむ)の血鬼術は『幸せな夢』を見せている間に、夢の世界の外側にある

無意識の領域に存在する『精神の核』を魘夢の手先となった人間の手で破壊することによって廃人にしてしまうというものです。
手先となった人間は不幸で辛い現実を生きており、幸せな夢の中で生きていたいと切に願う者ばかり。
幸せな夢を見させてもらうことを条件に魘夢(えんむ)の指示に従いました。
炭治郎の夢に入り込んだ青年は結核を患っており、余命幾ばくもありません。
この青年が見た炭治郎の無意識の領域は澄みきった空気に青い空が広がり美しいもので、どこまでも広く、そして温かい心地よい場所でした。

光る小人

炭治郎の無意識の領域には光る小人がいました。青年が精神の核を探していることを察すると、そこに案内をしてくれるという親切な小人さんたち。この小人たちは炭治郎の優しさの化身なのです。人を疑うことをせずに優しく温かい心の持ち主・炭治郎そのものでした。

炭治郎の夢が泣ける

炭治郎の見た『幸せな夢』は、幸せだった頃の家族との時間でした。優しい母と炭治郎を慕う可愛い弟と妹に囲まれ慎ましいながらも平和に幸せに暮らしていたあの頃に戻れるものなら戻りたい。大切な家族を鬼に殺され、妹・禰豆子が鬼になってしまった辛く悲しい現実を受け入れた炭治郎は『幸せな夢』から目覚めるべく糸口を探します。

自決が解決策と気付けた理由

炭治郎が夢から醒める方法は、炭治郎の父親の姿をした炭治郎自身の本能が警告してきました。
炭治郎、刀(やいば)を持て 斬るべきものはもう在る
斬るべきものが何なのか自問自答を繰り返す炭治郎ですが、これまで自分を信じて自分を貫いてきた行動を思い起こします。
自分の頸を斬る。夢の中とはいえ、自らの頸を切り自決をするには相当な精神力が必要です。
魘夢も「夢の中だったとしても自分で自分を殺すということは相当な胆力が要る。このガキはまともじゃない」と驚きを隠せませんでした。

眠ったまま目を醒まさない炭治郎を心配した禰豆子の想いも通じたのでしょう。炭治郎の鍛え抜かれた精神力と研ぎ澄まされた感覚、何よりも鬼を倒すという強い気持ちが本能として働いたのだと思われます。

まとめ

魘夢の血鬼術を見破った炭治郎。炭治郎の超人的な精神力があったからこそ、魘夢からたくさんの人を守れたのではないでしょうか?もちろん煉獄さんの責務を全うする強さも素晴らしいのですが、この無限列車での戦いは誰一人欠けても成し得なかった、鬼滅の刃の一大テーマでもある【思いを繋ぐ】を私たちにも体感させてくれるものだったと思います。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


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