『鬼滅の刃』猗窩座と童磨の関係は?上弦の鬼同士の確執と背景に迫る

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上弦の鬼同士でも相容れない?猗窩座と童磨の奇妙な関係

『鬼滅の刃』に登場する上弦の参・猗窩座(あかざ)と、上弦の弐・童磨(どうま)。いずれも最上位に位置する強大な鬼でありながら、両者の関係性は極めて良好とは言いがたいものでした。原作や公式ファンブックでも、その間には明確な“確執”があることが示唆されています。

猗窩座の性格──真面目で誠実、“強さ”を何より重視

猗窩座は“強さ”に異常な執着を持ち、弱者を軽蔑する性格。戦いに対しては極めて真摯で、礼節を重んじる武人のような精神性を持っています。敵に対しても強い者には敬意を払う一方、軽薄な言動やふざけた態度には激しい嫌悪感を示します。

童磨の性格──軽薄で掴みどころのない狂気

一方の童磨は、人間だったころから“感情がない”ことを自覚しており、常に軽い調子で物事を語る飄々としたキャラクターです。人を喰うことにもためらいがなく、信者であろうと女性であろうと容赦しない冷酷さを持ちます。その言動の軽さが、猗窩座にとってはどうしても受け入れられない要素でした。

猗窩座が童磨を嫌う理由

公式ファンブックによると、猗窩座は童磨を“心底嫌っていた”ことが明らかになっています。理由は「軽薄で不真面目」「戦いに対する敬意がない」など、猗窩座の信条と真っ向から対立する要素が揃っていたためです。特に童磨の他人を弄ぶような態度は、猗窩座の“強さ”に対する誠実な信念とは相容れないものでした。

童磨から見た猗窩座──「かわいいなあ」と軽視?

童磨側はというと、猗窩座のことを「怒ってるの?かわいいなぁ〜」といった調子で、ほとんど気にしていない様子。猗窩座が本気で敵意を向けていても、童磨にとっては「ちょっと変わった部下」程度の認識だった可能性があります。

無惨に仕える者たちの中でも異質な二人

鬼舞辻無惨を頂点とする鬼たちは、基本的には命令に忠実で、上弦の鬼は無惨の寵愛を受ける存在です。しかし、猗窩座と童磨は互いに「個」としてあまりにも異なる思想を持ち、形式上の上下関係があっても心は一切通いませんでした。これこそが、鬼でありながら“人間らしい矛盾”を抱えた二人の興味深い点です。

まとめ:猗窩座と童磨の確執が浮き彫りにする“鬼の個性”

『鬼滅の刃』に登場する鬼たちは、それぞれに強烈な過去と価値観を持っています。猗窩座と童磨の確執は、鬼たちが単なる“悪の存在”ではなく、それぞれが複雑な思考と感情を持った存在であることを物語っています。互いを理解できない鬼同士の関係性は、物語にさらなる奥行きを与えてくれる重要な要素です。

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