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『SとX』霜鳥と佑美の関係は?初恋から再会・惹かれ合う2人を解説

エンタメ

Netflix『SとX』の主人公・霜鳥壱人と、市之瀬佑美。

中島健人さん演じる霜鳥と、新木優子さん演じる佑美は、大人になってから出会った二人ではありません。

実は二人は中学時代からお互いを意識していた初恋の相手です。

長い年月を経て偶然再会し、再び惹かれ合っていく二人。

ところが、霜鳥はなかなか佑美との関係を前へ進めようとしません。

「霜鳥と佑美は昔付き合っていたの?」

「両思いなのに、なぜ霜鳥は距離を置くの?」

「佑美は霜鳥にとってどんな存在?」

と気になった人も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、霜鳥と佑美は中学時代に淡い恋心を寄せ合った初恋の相手であり、大人になって再会したことでその気持ちが再び動き始めます。

しかし霜鳥には、幼い頃の経験から人と深い関係になることを恐れている部分があります。

そのため二人の関係は、単純な「初恋の相手との再会」では終わりません。

この記事では、『SとX』の霜鳥と佑美の関係、中学時代から現在までの二人の気持ちについて解説します。

※ここからはドラマの内容に触れています。

霜鳥と佑美はどんな関係?

霜鳥壱人と市之瀬佑美は、お互いに中学時代の初恋の相手です。

つまり、霜鳥だけが一方的に佑美を好きだったわけではありません。

佑美もまた、当時から霜鳥に特別な気持ちを抱いていました。

しかし二人は、そのまま恋人として関係を深めることなく離れてしまいます。

そして大人になった現在、精神科医となった霜鳥と、TVキャスターとなった佑美が偶然再会します。

一度は離れていた二人の時間が、ここから再び動き始めるのです。

中学時代の霜鳥と佑美は付き合っていた?

「初恋の相手」と聞くと、中学生の頃に二人が交際していたのかも気になります。

そのため、現在の恋人同士のような関係だったというより、お互いに相手を意識していた淡い初恋だったと考えるのが自然でしょう。

大人になった二人の関係が印象的なのも、中学時代に完成しなかった恋だったからです。

「あのとき好きだった人」と何年も経ってから再会する。

しかも、お互いに当時の気持ちを残していた。

『SとX』の二人には、そんな初恋ならではの特別な距離感があります。

大人になった霜鳥と佑美が再会

大人になった霜鳥は、自分のクリニックを持つ精神科医になっています。

一方の佑美は、TVキャスターとして働いています。

二人はまったく違う道を歩んできました。

そんな二人が偶然再会します。

霜鳥もまた、佑美に惹かれていきます。

つまり大人になった二人の関係は、

「昔好きだった人と再会した」

だけではありません。

中学時代に止まったままだった気持ちが、大人になった現在でも残っていることに気づいていく物語なのです。

霜鳥と佑美は両思い?

二人の様子を見ていると、「もう両思いなのでは?」と思う場面が何度もあります。

実際、Netflix公式でも「互いに強く惹かれ合う」二人として紹介されています。

そのため、少なくともお互いが特別な存在であることは間違いありません。

問題は、気持ちがあるかどうかではなく、霜鳥がその気持ちを受け入れて一歩を踏み出せるかどうかです。

佑美は比較的素直に霜鳥への気持ちを見せます。

一方の霜鳥は、佑美に惹かれれば惹かれるほど慎重になります。

好きなのに距離を置く。

大切だからこそ近づけない。

この一見矛盾した霜鳥の態度が、二人の関係をもどかしくしています。

なぜ霜鳥は佑美との関係に踏み出せない?

霜鳥が佑美との関係に踏み出せない最大の理由は、幼い頃に経験した両親をめぐる出来事にあります。

霜鳥は小学5年生の頃、両親の関係が大きく崩れる出来事を目の当たりにしています。

さらに、そのとき父親から受けた言葉も、幼い霜鳥の心に深く残りました。

その経験によって霜鳥の中には、

「誰かと深くつながることは、いつか傷つくことにつながる」

という恐れが残ったと考えられます。

人の悩みには冷静に向き合える霜鳥ですが、自分自身のことになると簡単には割り切れません。

だからこそ、佑美への気持ちが大きくなるほど怖くなるのです。

佑美を好きではないから距離を置くのではありません。

むしろ大切な存在だからこそ、一歩を踏み出せない。

霜鳥の態度を理解するうえで、ここは非常に重要なポイントです。

佑美はなぜ霜鳥に惹かれるの?

佑美にとって霜鳥は、単なる「昔好きだった人」ではありません。

大人になった霜鳥は、人の悩みに耳を傾け、周囲から偏見を持たれることがあっても自分の仕事に誠実に向き合っています。

一方、佑美自身も仕事について悩んでいます。

TVキャスターとして華やかな世界で働いているものの、なかなかメインキャスターになれず、周囲から求められる「清楚なイメージ」と本当の自分との間で葛藤しています。

そんな佑美にとって、周囲の評価ではなく一人の人間として向き合ってくれる霜鳥は、特別な存在なのでしょう。

中学時代の思い出だけで惹かれているのではありません。

大人になった霜鳥を知ったうえで、もう一度好きになっていく。

だからこそ、これは単なる「初恋の続き」ではなく、大人になった二人がもう一度相手を知っていく恋でもあります。

霜鳥にとって佑美はどんな存在?

霜鳥にとって佑美は、初恋の相手であると同時に、自分がずっと避けてきた気持ちと向き合うきっかけになる人物です。

霜鳥は専門家として、相談者に自分の気持ちと向き合うことの大切さを伝えています。

ところが、自分自身は過去の恐れから一歩を踏み出せずにいます。

そんな霜鳥の前に現れたのが佑美です。

もし佑美と再会しなければ、霜鳥はこれまでと同じように、人との間に一定の距離を置き続けていたかもしれません。

しかし佑美に惹かれたことで、その生き方を続けることが難しくなります。

誰かを大切に思う気持ち。

傷つくことへの恐れ。

それでも一緒にいたいと思う気持ち。

佑美との再会によって、霜鳥はこれまで避けてきた自分自身の問題と向き合うことになります。

その意味で佑美は、霜鳥の恋愛相手であるだけでなく、霜鳥自身を変えていく存在でもあるのです。

佑美に想いを寄せる数馬俊の存在

二人の関係に関わってくるのが、中村蒼さん演じる数馬俊です。

数馬は佑美が担当する番組のメインキャスターで、仕事上では佑美の先輩にあたります。

上司からの信頼も厚く、佑美のことを何かと気にかけています。

そして公式の人物紹介でも、佑美への好意がうかがえる人物として描かれています。

霜鳥が自分の気持ちに踏み出せずにいる一方、佑美のそばには数馬がいる。

そのためドラマでは、霜鳥・佑美・数馬による恋の行方も見どころの一つです。

ただし、数馬の存在は単純に霜鳥の「恋のライバル」というだけではありません。

なかなか一歩を踏み出せない霜鳥に、自分が本当に佑美をどう思っているのかを意識させる存在にもなっています。

二人がすれ違う理由は「気持ちがないから」ではない

霜鳥と佑美の関係を見ていてもどかしいのは、二人とも相手を大切に思っていることが分かるからです。

どちらかが相手を好きではないのであれば、話はもっと単純です。

しかし二人の場合は違います。

惹かれ合っているのに前へ進めない。

そこに『SとX』らしい人間ドラマがあります。

霜鳥には過去があります。

佑美には、自分を遠ざける霜鳥の本当の気持ちが分かりません。

霜鳥が何も話さなければ、佑美から見れば「自分とは深い関係になりたくないのかもしれない」と感じても不思議ではありません。

つまり二人に必要なのは、気持ちを新しく生み出すことではなく、すでにある気持ちを相手に伝えることなのです。

これは、相談者との対話を大切にする霜鳥自身が最も苦手としていることでもあります。

霜鳥と佑美の関係が『SとX』で重要な理由

霜鳥と佑美の恋愛は、ドラマに彩りを加えるだけの要素ではありません。

むしろ『SとX』のテーマそのものにつながっています。

霜鳥は仕事では、人の悩みに寄り添います。

相手の話を聞き、本人が自分の気持ちに気づけるように手助けします。

しかし自分自身の問題には、なかなか向き合えません。

そんな霜鳥が佑美と再会したことで、今度は自分が「どう生きたいのか」を考えなければならなくなります。

人を信じること。

自分の弱さを見せること。

言葉にして相手に伝えること。

霜鳥が相談者たちに向き合う中で大切にしてきたことが、そのまま自分自身にも返ってくるのです。

だからこそ霜鳥と佑美の関係は、『SとX』という物語のもう一つの軸になっています。

霜鳥と佑美の関係はどうなる?

二人がどこへ向かうのかを見るうえで重要なのは、霜鳥が過去とどう向き合うかです。

霜鳥に必要なのは、過去の記憶を完全に消すことではありません。

自分がなぜ怖いのかを認め、それを佑美に伝えられるかどうかです。

佑美もまた、霜鳥が自分を遠ざける本当の理由を知ることで、初めて彼の気持ちを理解することができます。

二人の間にある壁は「愛情がないこと」ではなく、霜鳥が抱えてきた恐れと、それを言葉にできないことなのです。

その壁を越えられるかどうかが、二人の関係の大きなポイントになります。

単に「初恋が実るのか」というだけではなく、

過去に傷ついた人が、もう一度誰かを信じることができるのか。

霜鳥と佑美の関係には、『SとX』が描こうとしているテーマが凝縮されているように感じられます。

まとめ

『SとX』の霜鳥壱人と市之瀬佑美は、中学時代に淡い恋心を寄せ合っていた初恋の相手です。

当時はその恋を十分に育てることなく離れましたが、大人になって偶然再会。

精神科医となった霜鳥とTVキャスターとなった佑美は、それぞれ違う人生を歩んだあとで、再び互いに惹かれていきます。

しかし霜鳥には、幼い頃の経験によって、人と深くつながることへの恐れが残っています。

そのため、佑美を大切に思えば思うほど一歩を踏み出せません。

つまり二人がすれ違うのは、気持ちがないからではありません。

好きなのに前へ進めない霜鳥と、そんな霜鳥の本心が分からず戸惑う佑美。

このもどかしい距離こそ、二人の関係の大きな見どころです。

そして佑美は、霜鳥にとって単なる初恋の相手ではありません。

自分の過去や恐れと向き合い、これまで避けてきた「誰かを信じること」にもう一度挑戦するきっかけを与える存在です。

二人の恋の行方とともに、霜鳥自身がどう変わっていくのか。

そこに注目すると、『SとX』の物語がさらに深く見えてくるのではないでしょうか。

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