宇髄天元の名前の意味は?モデルの祭りの神についても考察

エンタメ

鬼滅の刃で音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)、彼のド派手な容姿や振る舞いに当初は驚きましたが、物語が進むにつれてどんどん彼の魅力に引き込まれてしまいました。
今回は宇髄天元の名前の意味やモデルになったと思われる祭の神について解説していきたいと思います。

宇髄天元の名前の意味

宇髄天元という名前にはどのような意味があるのでしょうか?

宇髄の意味

宇髄という言葉は一般的には使われていません。地名由来の苗字とされていました。察するに「宇」「髄」それぞれに深い意味があると思われます。「宇」とは宇内、宇宙など果てしなく広い様を表す言葉。「髄」は物事の中心や主要なところを表す意味があり、真髄や脊髄などに使われています。

天元の意味

「天元」には様々な意味があります。中国の思想に基づいた言葉で、物事の中心を表す言葉とされており、命が生育するのに不可欠な天の元気すなわち太陽のことを表す意味ももっています。
天子といわれる皇帝の称号としても採用されました。平安時代の元号(年号)にも使われたことのある由緒ある言葉です。

宇髄天元のモデルとなった祭りの神

宇髄天元は『祭りの神』と自称していますが、祭りの神とは一体どのような神様なのでしょう。モデルとなったかもしれない神様を調べてみました。

天宇受賣命(アメノウズメノミコト)

天宇受賣命(アメノウズメノミコト)は芸能の神格を持つ神様です。
太陽の神であらせられる天照大御神が弟の須佐之男尊の悪事に心を痛め、天の岩戸と言われる洞窟に身を隠してしまったことで世界から光が消えてしまいました。困り果てた神々たちが相談して考えた作戦はアメノウズメの派手で魅力的な踊りで天照大御神の興味を引き岩戸を開けさせること。
この作戦は見事に成功し、天照大御神を岩戸の中から出すことが出来ました。
この天宇受賣命の踊りが今の神楽の原型と言われています。まさに「祭りの神」ですね!

インドの神様クリシュナ

日本の神様にはあまり見受けられない派手な衣装の宇髄天元。頭に宝石のついたターバンのようなものを巻き、耳にはピアス、腕にも金色の腕輪をつけています。
インドにクリシュナという超イケメンの派手な神様がいらっしゃいました。詩や音楽、芸術を生み出し、邪悪な悪魔を退治する最高神のヴィシュヌの化身ともされています。
容姿に加えてソフトな物腰で女性にモテまくっていたそうでクリシュナが横笛を吹くとたちまち女性たちが恋の虜になってしまったという優美な魅力をお持ちの神様。こちらもド派手でイケメンで女性にモテるという共通点が多く、宇髄天元のモデルになっているのかもしれません。

まとめ

宇髄天元の名前には宇宙や天、太陽など意味を持ち、とてもスケールの大きいド派手なものでした。
また公式ではモデルとされた神様などは明かされていませんが、天宇受賣命やクリシュナなどが参考になったのではないかと勝手に考察もさせていただき私なりに天元様に思いを馳せています。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました