【グーニーズ】1985年に公開された映画です。仲良しグループ・グーニーズのメンバーたちが伝説の海賊、片目のウィリーの遺した財宝を探す冒険に出るというアドベンチャー作品です。監督はリチャード・ドナー、制作総指揮スティーブン・スピルバーグ。
今回はギャングのフラッテリー一家の三男・トロニー(スロース)について調べてみました。
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【グーニーズ】スロースの意味は?
ロトニーという名前があるにも関わらず、家族からは「スロース」と呼ばれています。なぜスロースと呼ばれているのでしょうか?
スロース(ロトニー・フラッテリー)について
フラッテリー一家はフラッテリー・ママ、長男のジェイク、次男のフランシス、三男のトロニーと三人の息子がいます。三男のトロニーはアジトの地下室では鎖に繋がれて軟禁状態にされていました。その風貌は巨体に左右の目の位置がずれており、その姿をみたグーニーズたちは化け物だと勘違いしてしまいます。
赤ちゃんの頃にフラッテリー・ママにゆりかごから落とされたことが原因で顔が変形してしまったとのこと。それ以外にも数多くの虐待を受けていたようです。可哀想に・・・
スロースの意味は?
スロースとは動物のナマケモノのことを指しているのでしょう。スロースを繋いでいた鎖は動物園から買ったものだとママが言っていました。ママから見たらスロースは息子ではなくナマケモノなのですね。ナマケモノも愛くるしい姿が可愛いですが、ママは可愛いという気持ちから「スロース」と呼んでいるのではなさそうです。
スロースとフラッテリー一家・ママの関係
フラッテリー一家はフラッテリー・ママをボスとした家族というよりもギャング集団です。悲しいかな皆がそれぞれ自分のことしか考えられず、相手を思いやるという気持ちはありません。ママの過去に何があったのかは描かれていないので分かりませんが悲しく辛いことがあったのかもしれません。
ロトニーはなぜ鎖で繋がれていた?
ロトニーが地下で鎖に繋がれていたのはなぜなのでしょう。検証してみました。
鎖で繋がれていた理由は怪力だから?
スロースは身体も大きく力も非常に強いため、鎖に繋がれていました。誰も来ない寂しい場所でテレビを見るだけの毎日。精神もおかしくなります。奇声を上げていたためにグーニースたちからはその風貌から化け物だと思われてしまいました。チャンクが迷い込んだときは家族以外の人間と会話することが初めてだったのでしょう。チャンクがチョコレートバーをあげたときには嬉しそうに二人で分け合って食べていたシーンが印象的でした。
なぜ鎖を引きちぎれたのか?
スロースは過去にも鎖を引きちぎったことがありましたが、フラッテリー・ママに怒られてより頑丈な鎖で繋がれてしまいました。チャンクがスロースが監禁されている地下に迷い込んで二人は出会います。家族以外の人間と会話することが初めてだったのでしょう。チャンクとの出会いがスロースに勇気を与えてくれたのだと思います。
スロースは憧れのスーパーマンのシャツを着てグーニーズのピンチに勇敢に立ち向かいます。その姿はスーパーマンそのもの。フラッテリー・ママは自分たちの味方になるようにスロースを抱きしめますが、自分を長年苦しめてきたママよりも人として接してくれたグーニーズの仲間たちを選びました。
スロースのその後
フラッテリー一家は警察に逮捕されました。スロースはチャンクの証言もあり、逮捕されることはありません。家族が逮捕され、行き場のなくなってしまたスロースにチャンクが「一緒に暮らそう」と申し出ると嬉しそうな表情を見せるスロース。優しいご両親の理解もあって養子になることが出来ました。きっと仲良くチョコレートバーやアイスクリームを分け合って食べているのだろうな。優しい心をもったスロースが幸せになれてほっとしました。
まとめ
子どもたちが冒険を経験して大切なものを学び、成長した姿を見せてくれる【グーニーズ】大人も楽しめる作品だと思います。私はこの映画を見て遠い昔に忘れてしまったドキドキ感を思い出したような気がしました。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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