【ザ・ファブル】佐藤明の特殊能力は?サヴァン症候群とは何か解説も

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【ザ・ファブル】南勝久氏の同名人気コミックを2019年に岡田准一さん主演で実写映画化したアクション作品です。今回は岡田准一さんが演じる『ファブル』と呼ばれる殺し屋がどんな人物なのかを詳しく検証してみました。

【ザ・ファブル】佐藤明(アキラ)について

子どもの頃、ボスと呼ばれる殺し屋に引き取られ、殺し屋としての英才教育を受けてきました。その教育は過酷なものでサバイバルナイフ一本を渡され、一ヶ月近く山の中でたった一人で生活するというもの。サバイバル生活の中で生き抜くための術を学んでいきました。

佐藤明は偽名

彼には名前がありません。本名や素性は一切不明。「ファブル」と呼ばれる凄腕の殺し屋としての人生しか知らない彼が一年間人を殺さずに一般人として普通に生きるというボスからのミッションを受けました。一般社会で生活するための「佐藤明」という偽名をもらい、ペットとしてインコと彼のサポート役のヨウコと共に普通に生きるために生活拠点となる大阪へと旅立ちます。

佐藤明の特殊能力

作中では凄腕のプロの殺し屋としての佐藤明の並外れた能力が明かされていました。どのような能力をもっているのかを解説していきたいと思います。

自分の気配を消す

殺し屋という職業から殺気に溢れているかと思いきや、空気のように気配を消してターゲットや初対面の組織メンバーにも正体を見破られることなく近づくことが出来ます。

正確な観察能力

一瞬で相手の身体能力や攻撃力などを判断する鋭い観察能力があります。武器を隠し持っていることなども簡単に見抜いてしまい、真黒組の組長と若頭の海老原にその高い能力を見せつけました。真黒組の若頭・海老原が仕向けたチンピラにからまれた際も「普通」を徹底するために相手の攻撃力を判断しながらも相手に悟られないように反撃をし、右手の指を骨折させたうえで見事にチンピラに殴られて鼻血を出し泣くという情けない「普通」の人を演じました。

冷静な状況判断

真黒組の若頭・海老原の家を訪ねた際に入浴中の海老原が倒れているのを見て、頸動脈に触れ心臓発作と判断して即座に救急車を手配しました。
海老原の舎弟、小島の部屋を訪れた際に部屋の様子を見て何があったのかを即座に判断します。切られたドアチェーン、玄関先にある血痕をたどり、どのように殴られたのか、犯人像なども分かってしまう鋭さ。

研ぎ澄まされた感覚

相手の動きの先の先まで読み、これから起こるであろう危険を察知して行動します。
全ての感覚が研ぎ澄まされているが故、極度の猫舌で完全に冷めた状態でないと食べることが出来ません。お気に入りのお笑い芸人のジャックル富岡のギャグも明の鋭い感覚だからこそ、見事にツボにハマってしまうのでしょう。

普通の人と異なる点

ちょっと変わってる?と思われる言動の多い明。本人は至って真面目なところがクスっと笑ってしまうシーンがたくさんありました。

コミュニケーションが苦手

明の行動の基準は全てが「普通」であるかどうか。なので人と雑談をして楽しんだり臨機応変な対応が出来ないようです。体裁をつくろったり自分を良く見せようなどということも全くありません。趣味も素直に自分の好きな「ジャッカル富岡」と履歴書に書いてしまう。明にとって趣味とは好きなものという捉え方をしたのだと思います。

柔軟性がない

焼き魚を食べるとき「サンマには大根おろしと醤油をかける、これが普通や」と言いながらいきなり頭からかぶりつきます。普通の食べ方にこだわっているので添えてあるレモンを絞ろうなどとは思いもつかないのでしょう。

明はサヴァン症候群?

入院している海老原の元に明のボスが訪れます。明がサヴァン症候群の類いではないかと語ります。一年間、普通の暮らしを送らせてみて少しでも殺しのスキルが落ち、一般社会に馴染めるようならばそうさせてやりたかったもし馴染めなかったのであれば殺す、それが育てた者の責任だ そう胸中を明かして病室を後にしました。

サヴァン症候群とは

知的障害や自閉症などの発達障害等のある人が、その障害とは対照的に優れた能力・偉才を示すこと。また、ある特定の分野の記憶力、芸術、計算などに、高い能力を有する人を示す

ウィキペディアより

明の尋常でない高い能力はサヴァン症候群である可能性が高そうです。「普通」というキーワードにも異様に執着し徹底して「普通」をこなす。過酷な訓練により、全ての感覚が研ぎ澄まされたことで並外れた能力を身に着けたのではないでしょうか。

まとめ

ファブルこと佐藤明について調べてみました。彼が「普通」の生活の中で得た数々のものが彼の人生にどのような影響を及ぼしていくのか、続きが楽しみでなりません。もうすぐ第2作目も公開されるので佐藤明のその後を観に行きたいと思います。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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