『天気の子』の天野陽菜(あまの・ひな)が身につけている青い石のついたチョーカー、映画のストーリーにも関わっている重要アイテムだと思います。帆高君がプレゼントした指輪についても意味があるのではと思い、調べてみました。
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「天気の子」陽菜のチョーカーについて
チョーカーについている青い石
陽菜がいつも身につけている青い石のついたチョーカー
ドロップ型の青い石はブルートルマリンではないかと思われます。ブルートルマリンは見えないエネルギーを直感的に感じやすくする、マイナスエネルギーを防ぐ、魔除けなどに効果があるといわれています。
チョーカーが意味すること
チョーカーとは首にぴったりと巻きつけるタイプのアクセサリーです。
陽菜の母親はブレスレットとして身につけていましたが、陽菜はブレスレットやネックレスではなくチョーカーとして身につけています。ネックレスをプレゼントする際には『離したくない、どこにも行かないで』という意味があるそう。廃ビル屋上の神社の鳥居をくぐったときには陽菜の首にはチョーカーはありませんでした。母親が亡くなった形見として身につけるようになったのでしょう。
チョーカーはいわゆる首枷なんだと思います。首枷には『自由を奪う』『束縛』という意味合いがあり、物語の伏線として陽菜の運命が心配になりました。
なぜ壊れたのか原因や理由を解説
物語の終盤に陽菜のチョーカーが割れているシーンがありました。これは天気の巫女としての束縛が終わったことを意味しているのだと思います。
ラストの帆高との再会のシーンで空に祈りを捧げている陽菜。うっすらと晴れ間が覗いています。100%晴れ女の能力が完全になくなった訳ではなく、天気の巫女としての役目を解任されたのでなないでしょうか。自分のために生きることを選択した陽菜と帆高。自分を大切にすることが人も周りも大切にするということを感じ取ったのかもしれません。
帆高がプレゼントした指輪
帆高は新宿ルミネのアクセサリーショップで購入したようです。
アクセサリーショップの店員
帆高が店員さんに3時間も悩んで陽菜ちゃんに選んだ指輪。片羽で小さなイエローがかった石がついていました。『私だったら、すごく嬉しいと思う。きっと大丈夫、喜んでくれますよ!』と背中を押してもらって笑顔を見せたシーン。あれ?店員さん、どこかで見たような・・・?
髪を止めているのは組紐。ネームプレートに「Miyamizu」とあります。三葉ちゃんだ!
指輪についている黄色の石
イエロートルマリンではないかと思われます。イエロートルマリンには愛のエネルギーを高める、2人の関係を前進させる、持ち主の生命エネルギーを活性化させるなどの効果があるといわれています。また、片羽には『羽ばたいて欲しい』などの意味もあるようですね。
結果的にこの指輪が陽菜を助けたのだと思います。
まとめ
天気の子、細かい伏線が色々あって一度だけでなく何度も見たくなる作品です。
私なりの解釈を書かせていただきました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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