ファンタスティックビーストのオブスキュラスとは?印や語源についても

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ファンタスティックビーストはハリーポッターシリーズのスピンオフ作品として製作された作品で、2016年に第一作である『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、2018年に第二作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』、2022年には第三作目として『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が公開されました。
今回の記事では物語の中に出てくるオブスキュラスについて詳しく説明したいと思います。

ファンタスティックビーストのオブスキュラスとは何?

ファンタスティックビーストの物語の中で重要なキーワードである『オブスキュラス』とは一体何なのでしょうか?

オブスキュラスとは

オブスキュラスとは、魔法族の子どもたちの心に宿る負のエネルギー体の様なものです。
自身の力を精神的・身体的虐待によって抑制され、行き場をなくした力が原動力になって発生してしまうもので、オブスキュラスを宿した子どもは10歳にならないうちに命を落としてしまうと言われていました。

ディメンターとの違い

黒い影がうずまくような姿はハリーポッターシリーズに登場する吸魂鬼・ディメンターと似ていますが、ディメンターが闇の力を持った生物なのに対し、オブスキュラスは闇をもった魔法族の子どもにだけ入り込む存在でエネルギーや感情が爆発しない限り発動しません。発動してしまったオブスキュラスに対して有効な呪文などもないようで宿主である子どもが死んでしまうとオブスキュラスも消滅します。

オブスキュラスを研究する

ニュート・スキャマンダーはスーダンで出会った8歳の少女が持っていたオブスキュラスを引き離し、泡の魔法を使ってオブスキュラス自体を保存することに成功します。ですが、残念ながら少女は亡くなってしまいますした。
そしてオブスキュラスの研究をして、宿主のいないオブスキュラス自体には攻撃性もなければ意志もない何の役にも立たない存在であることを突き止めました。ニュートのトランクの中の空間の中で、ただ漂っているだけのオブスキュラス。いくら何もしないといってもちょっと不気味な感じがします。

オブスキュラスの印とは?

まだ何か分からない破壊現象で亡くなった遺体を見てニュートはオブスキュラスの仕業だと確信しました。オブスキュラスの印とは一体どんなものなのでしょうか?

ヒビ模様が入っている

オブスキュラスによって殺害された遺体には身体にヒビ模様のような跡があります。クリーデンスの継母の遺体にもヒビ模様がありました。ニュートは過去にオブスキュラスの力で亡くなった人を見ているのでしょう。魔法省の関係者はオブスキュラスは200年ほど確認されていないとの認識でしたので、ニュートの言葉を信じられない様子でした。

オブスキュラスの語源について

オブスキュラスという言葉は何が語源になっているのか調べてみました。

ラテン語

Obscurusはラテン語で『暗い』『秘密』『ミステリアス』という意味をもっています。

オブスキュリアル

オブスキュリアルとはオブスキュラスを体内に発生させた魔法族の幼い子どものことを指します。
クリーデンスとニュートが出会ったスーダンの少女、ダンブルドアの妹のアリアナがオブスキュリアルに該当します。

まとめ

オブスキュラスについてまとめてみました。恐ろしい力をもったオブスキュラスもニュートの手にかかれば魔法動物と同じように愛情を持って扱われるので何もしない存在になるのでしょうね。
クリーデンスがこの先どうなるのか、ニュートの優しさで少しでも救われることを願ってしまいます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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