【プーと大人になった僕】はディズニーのキャラクターでお馴染みのくまのプーさんと大人になったクリストファー・ロビンを描いた実写版映画。大人になっていつしか子どもの頃の大切な思い出を忘れてしまったクリストファー・ロビンがプーとの再会を機に何よりも大切なものを思い出していくという心温まる物語です。
今回は物語に登場するズオウとヒイタチについて解説していこうと思います。
Contents
プーと大人になった僕のズオウとヒイタチとは何?
100エイカーの森の住人たちが恐れているズオウとヒイタチとは一体、何なのでしょうか?
はちみつを盗むのが大好き?
アニメ版【くまのプーさん】のお話しの中でこんなエピソードがあります。
プーさんはティガーからズオウとヒイタチというはちみつを盗むのが大好きな生き物がいると教えてもらいます。大切なはちみつを守るために勇敢にも寝ずに番をしていたのですがいつの間にか寝てしまい、夢の中で姿・形を自由に変えて嫌がらせを得意とする、そして何よりもプーさんが大切にしているはちみつを奪おうとしてくるズオウとヒイタチの恐ろしさを目の当たりにしてしまいました。
自分の大切にしているものを奪うことが大好きで、嫌がらせが得意だなんて100エイカーの森の住人やプーさんでなくても怖いですね。
映画の中のズオウ
【プーと大人になった僕】の物語の中でのズオウは、はちみつを盗むのが大好きで嫌がらせが得意な生き物ではなく、笑うことや優しさを忘れてしまったクリストファー・ロビン自身でした。
100エイカーの森の仲間たちは大人になったクリストファー・ロビンをズオウだと勘違いしてしまいます。あの優しかった皆を助けてくれた勇敢なクリストファー・ロビンのはずがない!と全く信じてくれません。
自分がクリストファー・ロビンだということを証明するため、実際には存在しないズオウと戦います。子どもの頃の記憶をたどり、イーヨーもクリストファー・ロビンだということ確認して協力し合い見事?勝利したのです。ズオウを倒したことによって、仕事のことしか考えられなかったクリストファー・ロビンの心に少しずつ変化が訪れました。
まさに自分の中にいたズオウを倒したからこその変わり始めることが出来たのでしょう。
そしてズオウには仲間がいます。その仲間とはクリストファー・ロビンが勤務するウィンズロウ商社!これは100エイカーの森の仲間たちの可愛い勘違いで、ウィンズロウ商社をズオウだと思い込んでしまいました。
映画の中でのヒイタチ
【プーと大人になった僕】の物語の中でのヒイタチはクリストファー・ロビンを食べてしまう恐ろしい生き物として描かれています。
ヒイタチはずる賢い怪物で自分の仕事を人に押し付ける、人生で大切なことを忘れさせようとする。
家族や親しい友だち、愛してくれる人たち、僕らの愛する人たち、全てを奪おうとする恐ろしい生き物!クリストファー・ロビンが勤務するウィンズロウ商社の社長の息子であるジャイルズ氏がヒイタチでした。
ズオウとヒイタチのモデルになった動物
100エイカーの森の仲間たちは聞き間違いや言い間違い、発音違いなどが非常に多いのです。
どんぐりを「とんくり」、探検を「とんけん」、ロンドンを「ロンドーン」などそこがまた可愛らしいですよね。ズオウとヒイタチはティガーの発音違いで生まれたキャラクター。ま、ティガーはそもそも人の話を聞きませんし。
言わずもがなモデルはズオウは象、ヒイタチはイタチです。
まとめ
プーと大人になった僕、ズオウとヒイタチについて書かせていただきました。
子どもの頃のクリストファー・ロビンとプーたちが思っていたズオウとヒイタチと大人になったクリストファー・ロビンが戦ったズオウとヒイタチは全く異なる存在でしたが、大人になって仕事に追われて大切な何かを忘れてしまったクリストファー・ロビンがかけがえのない親友たちと一緒に助け合って得たものは素晴らしいものとなったことでしょう。
何だかこの映画を観て、私も遠い昔に置いてきてしまった何かを思い出したような・・
そんな気持ちになりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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