『ひつじのショーン』の主人公・ショーン。
いたずら好きで頭の回転が速く、仲間たちを引っ張っていく人気者ですが、「ショーンって男の子?」「なぜひつじなのにShaunという名前なの?」と気になったことはないでしょうか。
実は「Shaun」という名前には、ひつじならではの面白い言葉遊びが隠されています。
さらにショーンは、最初から『ひつじのショーン』の主人公として誕生したキャラクターではありません。
この記事では、ショーンの性別や名前の由来、『ウォレスとグルミット 危機一髪!』との関係まで詳しく解説します。
ショーンは男の子?性別は?
ショーンの性別はオス(男の子)です。
英語の公式紹介でもショーンを指す際には「he」が使われており、男性キャラクターとして扱われています。
牧場ではひつじの群れのリーダー的な存在で、好奇心旺盛でいたずら好き。
何か面白いことを思いついては仲間を巻き込み、騒動を起こしてしまいます。
しかし、いざというときには仲間を助けるために行動する頼もしさもあり、このリーダーシップもショーンの魅力です。
「Shaun」という名前にはどんな意味がある?
「Shaun」は、英語圏で実際に使われている男性名です。
しかし、ショーンの場合は単に人間の名前を付けたわけではありません。
ポイントになるのが、英語の「shorn(ショーン)」という言葉です。
「shorn」は「shear(刈る)」の過去分詞で、ひつじでいえば「毛を刈られた」という意味になります。
つまり、
Shaun(人の名前)= shorn(毛を刈られた)
という発音を利用した言葉遊びになっているのです。
なぜ「Shaun the Sheep」というタイトルなの?
「Shaun the Sheep」は、そのまま訳せば「ひつじのショーン」。
しかし「Shaun」と「shorn」の言葉遊びを知ると、ひつじの主人公にこの名前が付いている面白さが分かります。
しかもショーンが初登場した作品では、本当に毛を刈られてしまいます。
キャラクターの誕生エピソードそのものと名前が結びついているのです。
ショーンはいつから登場している?
ショーンが初めてスクリーンに登場したのは、1995年12月24日。
アードマン・アニメーションズの人気作品『ウォレスとグルミット 危機一髪!』でした。
実は『ひつじのショーン』のテレビシリーズよりも、ずっと前から存在していたキャラクターなのです。
その後、2007年に『ひつじのショーン』のテレビシリーズがスタートしました。
『ウォレスとグルミット 危機一髪!』との関係
『ウォレスとグルミット 危機一髪!』では、ショーンは現在のような牧場のリーダーではなく、脇役の小さなひつじとして登場します。
劇中でウォレスの発明した自動ひつじ毛刈り機に誤ってかけられ、毛を刈られてしまいました。
そこで「毛を刈られた=shorn」という言葉にかけて、「Shaun」と名付けられたのです。
さらに、刈られた毛から作られたセーターを着せてもらいます。
現在のショーンにつながる原点が、この『危機一髪!』にあります。
なぜショーンが主人公になった?
『危機一髪!』では脇役だったショーンですが、その愛らしい姿と個性的なキャラクターが人気を集めました。
その人気を受け、ショーンを主人公にしたテレビシリーズ『ひつじのショーン』が2007年にスタートします。
アードマン公式でも、ショーンは『危機一髪!』での登場後、その人気からテレビシリーズの主役になったと紹介されています。
現在ではテレビシリーズだけでなく長編映画も制作され、世界中で知られるアードマンを代表するキャラクターへと成長しました。
最初はセーターを着た小さな脇役だったことを考えると、まさに大出世したキャラクターですね。
まとめ
『ひつじのショーン』のショーンについてまとめると、
- ショーンは男の子
- 「Shaun」は英語圏で使われる男性名
- 「shorn(毛を刈られた)」との言葉遊びになっている
- 1995年の『ウォレスとグルミット 危機一髪!』で初登場
- 劇中で実際に毛を刈られたことが名前につながっている
- 当初は脇役だったが、人気を集めて主人公になった
- 2007年から『ひつじのショーン』のテレビシリーズがスタート
ということが分かります。
「Shaun」と「shorn」の意味を知ると、タイトルの『Shaun the Sheep』もよりユーモラスに感じられますね。
何気なく見ていたショーンの名前にも、イギリスらしい言葉遊びとキャラクター誕生の歴史が隠されていたのです。


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