映画【ボヘミアン・ラプソディ】イギリスのロックバンド、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた物語ですが、実際のエピソードとは若干異なる点もありました。今回は映画と実際にあった出来事との違いを調べてみました。
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映画【ボヘミアン・ラプソディ】
2018年に公開され、世界中で大ヒットを記録した映画です。映画では1970年にクイーンを結成した時期から1985年の20世紀最大のチャリティイベント「ライヴ・エイド」までがドラマティックに描かれました。日本での興行収入は約130億円、全世界では約1008億円を超える大ヒットとなり、クイーン人気を再燃させました。
メアリーとの関係
映画序盤では普通の恋人同士のように幸せそうだった二人ですが、クイーンとしての成功を収めることによって二人の関係が変わってきます。
メアリーとの出会い
ロンドンのアパレルショップ「ビバ」で働いていたメアリー。映画ではフレディがライブハウスでファンだった「スマイル」のメンバーを探しているときに出会いました。魅力的な美しい女性メアリーに一目惚れした様子のフレディですが、実際はクイーンのギタリストブライアン・メイが先に交際していたとのことです。
二人は結婚しなかった
映画では結婚したことになっていますが、実際は婚約はしましたが結婚していません。フレディが自身をバイセクシュアルだと告白したのですが、メアリーから「いいえ、貴方はゲイよ」と言われ、ショックを受けた様子が描かれていました。フレディを一番近くで見ていたからこそ本質を見抜いていたのでしょう。
フレディにとってのメアリーとは
恋人関係でなくなった後もフレディの最大の理解者として彼を支え続けました。フレディも「彼女はソウルメイト」「メアリーは唯一の友だちだ」と周囲に語っていたそうです。
フレディにとってメアリーとは家族であり、友だちであり、唯一無二の存在だったに違いありません。
フレディの遺産相続
フレディが亡くなった後にはメアリーに遺産として自分の豪邸と13億円、印税の50%を遺しています。フレディは生前、全財産はメアリーと猫たちに遺すと話していたことから自宅にいた猫もメアリーが引き継いたのだと思います。このことから如何にフレディがメアリーのことを信頼して愛していたかが分かりますね。ちなみに最後の恋人であるジム・ハットンには別荘と7000万円を遺しました。
映画と忠実の違い
映画と忠実の違いをまとめてみます。
メアリーはブライアン・メイの元カノ
これは結構な衝撃でした。交際期間は短かったようですが、ブライアン・メイも惹かれたほどの魅力的な女性だったということでしょうね。ブライアンとの破局の後、デートをきっかけに交際を始め同棲するようになりました。
なぜ結婚しなかったのか
婚約までしたのに、なぜ結婚しなかったのでしょうか?婚約後に一向に結婚の話が出ないことに不安を感じたメアリーがウェディングドレスを見せて結婚の意志を確認したところ、フレディの返事は「NO」で結婚する気持ちがなくなってしまったとのこと。婚約破棄しても二人は友人としての絆を深めることになりました。
メアリーの妊娠
映画ではライヴ・エイド前にフレディに妊娠していることを伝えていましたが、実際は1990年に会社員の男性との間に男児を授かりました。フレディが名付け親になり、とても可愛がっていたそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?フレディとメアリーの関係について映画と忠実の違いをまとめました。映画をドラマティックにするために時期が異なるものもありましたが、フレディのメアリーへの信頼と愛を垣間見ることの出来る映画だと感じました。
最後までお読みくださり、ありがとございました。
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