【アラジン】実写版ジャファーの過去は?実在するモデルについても

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【アラジン】実写版は2019年に公開されたディズニー映画です。アニメ版ではクセのある容姿のおじさん系でしたが実写版のジャファーはイケメン!今回はジャファーについて解説したいと思います。

【アラジン実写版】ジャファーとは

ジャファーはアグラバーの国務大臣でサルタン王に仕えていますが、密かに国王の座を狙っています。国の№2の地位まで上り詰めましたが「二番目」というキーワードに怒りを隠せません。自分の野望のため、今の地位になるまでに何人もの人を殺めてきた邪悪なヴィランズ(悪役)です。

投獄された過去

アラジンとの会話に『リンゴを盗めばコソ泥、国を盗めば支配者だ』と自分の理念を語るジャファー。過去に犯罪が露見して投獄されたことがあります。5年間にも及ぶ投獄生活は彼の野望に火をつけたことでしょう。

投獄されたのはシラバード

ジャファーはサルタン国王に同盟国でジャスミンの母で何者かによって殺されてしまった王妃の母国であるシラバードを滅ぼそうとしています。これは野心からというよりも恨みを晴らそうとしているように感じました。作中ではこのことについて触れられていませんが、よほどのことがあったのでしょう。ただ、散々悪事をしていたジャファーですから逆恨みのような気もします。

王妃を殺害したのはジャファー?

物語では明らかにされていませんが、『この地位にのし上がるために私が何人殺してると思う?」と告白するシーンがあります。王妃はジャファーの野心に気付いていたために殺されてしまったのではないかと思いました。

ジャファーには実在モデルがいた

【アラジン】の原作は『千夜一夜物語~アラビアンナイト~』なのですが、この物語の中に「大臣ジャアフル」という人物が登場します。このジャアフルがモデルとなりました。

ジャファーのモデルは誰?

「大臣ジャアフル」はかつて中東に存在していた「アッバース朝」の宰相でペルシャ系の名門バルマス家「ヤフヤー・イブン=ハーリド」の次男がモデルとされています。このジャアフルはジャファーのような野心を持つ悪人ではなく、身分を隠してお忍びで街に繰り出していたそうです。気さくな主従として描かれていて民衆からの人気も高かったとのこと。ですが、ジャアフルの最期は斬首という悲しいものでした。バルマス家の勢力があまりにも大きくなったために一族は財産を没収され虐殺されたといわれているそうです。

相棒イアーゴのモデルは?

ジャファーの相棒にオウムのイアーゴがいます。王宮内の偵察をして見聞きしたことをジャファーに報告したり、ジャファーの野心をたきつけたりと中々の悪党ぶりを見せています。
イアーゴのモデルはコンゴウインコではないかと言われています。体長は約100センチ、体重は10キロ~13キロの大きさ。知能が高く、おしゃべりも上手ですが鳴き声も大きく、噛む力も強いので家庭での飼育は大変ですね。

まとめ

いかがでしたか?悪役のジャファーについてまとめました。ディズニーのヴィランズ(悪役)は何故か憎めないキャラクターで、アラジンの口車に乗せられて宇宙最強の魔人になってしまったジャファー。ランプの中で改心してほしいなと思います。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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