【ハウルの動く城】カルシファーとの契約の秘密とは?なぜその後死なないのかも解説

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【ハウルの動く城】2004年11月に公開され、今だに根強い人気のあるジブリ作品です。今回は主人公、魔法使いのハウルと火の悪魔カルシファーの間にで結ばれた契約とその秘密について書きたいと思います。

ハウルとカルシファーの契約

カルシファーはハウルとの契約によって、かまどで火を原動力にハウルの動く城の全ての管理を任されています。カルシファーが認めなければ、勝手に城内に入ることも出来ません。カルシファーは城の守り役なのでしょう。城を守り、城を管理して移動もさせる。なかなかの働きぶりです。
そのカルシファーに自由はなく、かまどから出ることもハウルの命令に背くことも出来ません。ハウルが望めばバスルームにお湯を送り、ハウルが料理するときも火力を強めて美味しい料理を作ることに協力します。

カルシファーは契約の秘密を知らない

カルシファー本人も契約の秘密を知りません。縛られた生活をなんとかしたいと考えるカルシファーはソフィーに『早くおいらとハウルの契約の秘密を暴いてくれよ』と悲願します。
ハウルとの契約のことは思い出せないように魔法をかけられていたのでしょう。

ハウルは大きな魔力を カルシファーは生命を

ハウルがまだ少年だった頃、一つの流れ星と出会いました。流れ星は地上に落ちると消えてしまう。たくさんの流れ星たちは地上に落ちて消えていきましたが、地上に落ちる直前の流れ星をハウルが手に取ります。一人ぼっちで消えゆく運命の流れ星と大きな力をもつ魔法使いになりたいハウル。ハウルがそっと流れ星を飲み込みます。すると流れ星にハウルの心臓が宿り、心を持った炎になりました。それがカルシファーです。ハウルはカルシファーの魔力を利用して大きな力を手に入れ、カルシファーはハウルの心臓のおかげで生命を与えられました。これが二人の契約の秘密です。

カルシファーはなぜ死なない?

カルシファーはハウルの心臓があるから生きています。心臓を返してしまったら死んでしまうかもしれません。映画では触れられていませんが、原作ではソフィーは『念じたものに生命をふきこむことが出来る』魔法が使えます。
ハウルに心臓を戻そうとした際もカルシファーが「ソフィーなら大丈夫だと思う」と言っていましたがカルシファーはソフィーの力を見抜いていたのでしょう。心臓がハウルの身体に戻ったときにはカルシファーも無事に自由の身になれました。ソフィーに新たな生命をふきこまれたカルシファー!あれほど自由になることを望んでいたのに、カルシファーはハウルたちとの暮らしを選んだのです。これからも城と家族を守る頼もしい存在でいてくれることでしょう。

まとめ

ハウルの動く城、ハウルとカルシファーの契約と秘密について書いてみました。ハウルはカルシファーを「友人」と呼びましたが契約というとお互いに縛り付けられた関係でした。でも、これからは「友人」ではなく「家族」としての新しい生活が始まる結末にほっこりです。

最期までお読みくださり、ありがとうございました。

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