映画ボヘミアン・ラプソディとライブ・エイドの違いは?誰が歌って音楽を再現した?

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映画【ボヘミアン・ラプソディ】の山場であるライブ・エイドのシーンでクイーンの圧巻のパフォーマンスに感動しました。そこで実際のライブ・エイドってどんなだったのだろう?と思い、色々調べてみました。映画で描かれていたライブ・エイドとの違い等についても解説していきます。

ライブ・エイドについて

「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、アフリカ難民救済を目的として、1985年7月13日に行われた、20世紀最大と言われるチャリティコンサートです。コンサート時間は約12時間!クイーンが出演した会場であるウェンブリー・スタジアムには7万5000人が集まりました。84カ国で衛生生中継がされ、VTR放送を含めると140カ国、総視聴者数は20億人とも言われています。国やジャンルを越えた画期的なコンサートです。

ボヘミアン・ラプソディのライブ・エイドのシーン

かなり忠実に再現されていました。それもそのはず、クイーンのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を務めています。フレディの歌唱シーンはもちろんのこと、フレディが演奏するピアノの上に置かれた飲み物の位置まで実際のライブ・エイドと同じです。大勢の観客シーンなどはCGだそうですが、それにしてもクオリティの高い再現だと思いました。

誰が歌って音楽を再現したのか

映画でフレディを演じたラミ・マレックも実際に歌唱しています。フレディ自身の声も使われていますが、マーク・マーテルという歌手が本物のフレディのような声で参加。3人の声をミックスさせてリアリティを追求しました。

映画ボヘミアン・ラプソディとライブ・エイドの違い

映画ではドラマティックな内容にするために事実と異なる点があります。

寄付金が目標をクリア

電話や銀行受付で寄付金を募り、総額1億2500万ドルにもなりました。映画ではクイーンが出演している最中に目標金額である100万ポンド(当時の換算で約3.3億円)を超えたとありました。実際はクイーンが目標金額達成に大きな影響を与えたことは間違いありませんが、演奏中に寄付申込みの電話が殺到した訳ではなさそうです。

メンバーにエイズであることを告白

映画では「ライブ・エイド」に出演する前に自分がHIVに侵されていることをメンバーに告白していました。「ライブ・エイド」は1985年に開催されていますが、フレディがHIV陽性の診断を受けたのは1987年です。

テレビを観る猫たち

映画ではテレビで飼い主であるフレディを見守る姿がありました。猫好きの私はこのシーンに感動しましたが、実際はどうでしょうか?テレビを見ていなかったとしてもフレディの心の支えとなってくれていた大切なファミリーの彼らです。ご主人の生き生きとした姿を誇らしく思っていたことでしょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は映画の一番の見所であるライブ・エイドについて書かせていただきました。私はクイーンのファンではなかったのですが魂のこもったパフォーマンスをみて胸が熱くなりました。今はYouTubeでも気軽に見ることが出来ます。映画と合わせて見比べてくるのも楽しいですね。最後までお読みくださり、ありがとございました。

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