鬼滅の刃・無限列車編で魘夢(えんむ)の血鬼術によって『幸せな夢』を見せられた鬼殺隊の面々ですが、今回は伊之助の見た『幸せな夢』について解説していきたいと思います。
鬼滅の刃・伊之助の夢の意味を考察
魘夢が見せたのは伊之助にとって『幸せな夢』です。伊之助は『幸せな夢』の中で炭治郎や善逸、禰豆子たちと一緒にいました。伊之助にとっての幸せとは仲間と共に目的を果たすことなのが読み取れます。伊之助は山の主である大猪に育てられたという特異な生い立ちがあり、鬼殺隊に入隊してからも周りを気にせずに彼の座右の銘である「猪突猛進」を貫いてきました。
その伊之助が仲間に親分と慕われて、一緒に洞窟の主を倒す夢を見た。
洞窟の中に入っていく夢には、未知の可能性を追い求める気持ちが強い表れという意味があるようです。
たった一人で未知の可能性を追い求めるではなく、炭治郎や善逸と禰豆子という信頼できる仲間を得たことで成長していくことを幸せに感じられるようになった伊之助の心の成長という意味があるように思いました。
伊之助の探検隊の名前
その名も洞窟探検隊！伊之助は「洞窟探検隊！！洞窟探検隊！！俺たち洞窟探検隊！！」と意気揚々としています。
子分たち
子分たちが伊之助を親分、親分と慕っています。
子分その一はタヌキのような風貌のポン治郎、子分その二はネズミのような風貌のチュウ逸、子分その三はうさぎのような耳が生えている禰豆子です。
どうやら洞窟探検隊は宝探しが目的ではなく、洞窟をねぐらにしている何かと勝負をすることが目的のようです。匂いに敏感なポン治郎が洞窟の主の匂いを嗅ぎつけ、音に敏感なチュウ逸が寝息を聞きつけました。子分その三の禰豆子は興味がないらしく・・・伊之助親分からツヤツヤのどんぐりをやると言われ動き出しました。
ツヤツヤのどんぐり
山育ちの伊之助にとってツヤツヤのどんぐりとは一番のご褒美なのでしょう。どんぐりはブナ科のナラやカシの木の実で栄養価が高く、しかもデトックス効果がある今風でいうスーパーフード。縄文時代はどんぐりが主食だったと言われていますので、山で生きていくには必要不可欠な大切な食べ物だったのですね。
どんぐりの花言葉
どんぐりの花言葉は『永遠の愛、もてなし、愛は永遠に、勇敢』などがありました。
子分を思いやる優しい伊之助親分ですが極度の照れ屋さんなので、どんぐりにこのような意味があると知ったらどんな顔をするのでしょう。
まとめ
魘夢の血鬼術によって見た伊之助にとっての『幸せな夢』について書かせていただきました。
あのシーンは可愛らしくて、伊之助風にいえばホワホワしてしまいます。これからの伊之助が仲間と共に心身ともに成長していく姿が楽しみです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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