映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は、若くしてがんを患った遠藤和(のどか)さんの実話をもとにした作品です。
川口春奈さんが和さんを、高杉真宙さんが夫の遠藤将一(しょういち)さんを演じています。
24歳で亡くなった和さん。最愛の妻を失った将一さんは、その後どのような人生を歩んでいるのでしょうか。
2026年現在、将一さんは娘さんを育てながら生活しており、妻の死後についてインタビューにも応じています。
この記事では、遠藤将一さんの現在の様子や娘さんとの暮らし、再婚の有無、映画化に対する思いなどを紹介します。
遠藤将一さんの現在は?2026年の近況
遠藤将一さんは、2026年9月に公開されたインタビューで35歳と紹介されています。
妻の和さんが亡くなったのは2021年9月8日。当時、娘さんはまだ1歳になったばかりでした。
それから5年が経過し、娘さんは2026年7月に6歳の誕生日を迎えています。
将一さんは現在も娘さんを育てながら生活しており、2027年春には小学校入学という節目を迎えます。
2026年9月の『女性セブンプラス』のインタビューでは、娘さんの成長や日々の暮らしについて語っていました。
娘は6歳に成長!母親の面影を感じることも
将一さんによると、娘さんはランドセルを選ぶ際、紫色を即決したそうです。
その迷いのない様子に、亡くなった和さんの面影を感じたといいます。
娘さんは、和さんが亡くなった当時まだ1歳でした。
母親と過ごした時間の記憶は限られているかもしれませんが、成長する姿の中には和さんに似た部分があるのでしょう。
将一さんにとって、娘さんの何気ない仕草や性格は、妻とのつながりを感じられる瞬間なのかもしれません。
遠藤将一さんは妻を亡くした後どうしていた?
2021年9月8日、和さんは24歳という若さで亡くなりました。
将一さんは、妻を失った悲しみを抱えながら、幼い娘さんを育てる生活を始めることになります。
当時の娘さんはまだ1歳。食事や着替え、お風呂、寝かしつけなど、日常生活のほとんどに大人の手助けが必要な年齢でした。
将一さんは、和さんが亡くなった後の生活を「あの日から、僕らは」という文章に残しています。
この文章は、和さんの日記をまとめた書籍の文庫版にも収録されました。
慣れない育児に奮闘した日々
将一さんは、最初から料理や育児が得意だったわけではありません。
妻を亡くした後は、娘さんの世話をしながら、一つひとつできることを増やしていきました。
2021年9月26日の記録には、娘さんをお風呂に入れる前に着替えやミルク、おしゃぶりを準備する様子が残されています。
寝室の温度にも気を配り、娘さんが快適に過ごせるよう工夫していました。
小さな子どもとの生活は、予定どおりに進まないことも多いものです。
将一さんは、娘さんの成長に合わせながら、父親としての生活を少しずつ築いてきました。
料理や三つ編みもできるようになった
2026年9月のインタビューでは、この5年間でできるようになったことについても語っています。
以前は料理が苦手だった将一さんですが、現在ではレシピを見なくてもオムライスを作れるようになったそうです。
また、娘さんに頼まれて三つ編みにも挑戦。
完成までに30分ほどかかったものの、なんとか結ぶことができたといいます。
料理も三つ編みも、娘さんと暮らす中で必要になったことなのでしょう。
こうした日常のエピソードから、将一さんが父親として歩んできた5年間が伝わってきます。
遠藤将一さんは妻・和さんの日記の出版にも協力していた
和さんが亡くなるまで書き続けた日記は、2021年12月に『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』として出版されました。
この本の完成には、将一さんの協力がありました。
和さんは亡くなる10日前まで日記を残していたとされています。
病状が悪化してペンを持つことが難しくなってからも、スマートフォンを使って文章を入力していました。
出版に向けた原稿の確認作業は、当初、夫婦で進めていたそうです。
しかし、和さんが亡くなったことで、将一さんがその作業を引き継ぐことになりました。
妻の日記を読み返すことはつらい作業だった
日記には、夫婦で過ごした日々や娘さんとの思い出が残されていました。
将一さんは原稿を読み返すたびに、当時の和さんの表情や声を思い出したといいます。
打ち合わせの途中で涙をこらえきれなくなったこともあったそうです。
それでも出版作業を続けたのは、和さんが残そうとしていたものを形にするためでした。
和さんは、自分がいなくなった後も、娘さんに母親のことを伝えられる記録を残したいと考えていました。
どんな母親だったのか。
娘が生まれたとき、どれほど幸せだったのか。
そして、どれほど娘を愛していたのか。
和さんの日記には、母親としての思いがつづられています。
将一さんが出版を支えたことで、その言葉は一冊の本となり、娘さんの未来にも残されることになりました。
遠藤将一さんは映画化にも協力!現在の心境は?
2026年10月2日に公開された映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』。
映画では、川口春奈さんが遠藤和さん、高杉真宙さんが遠藤将一さんを演じています。
将一さんは映画化にも協力しており、撮影現場を訪れたことも明かしています。
映画公式サイトに掲載されたコメントによると、映画化の話が届いたのは公開のおよそ3年前でした。
その後、約2年をかけて脚本の読み合わせが行われたそうです。
完成した映画に感じた家族の姿
将一さんは、映画化の話を聞いたときも、出演する俳優が決まったときも、自分たちの物語が映画になるという実感がなかなか湧かなかったといいます。
しかし、完成した作品を見たときには、そこに当時の自分たち家族の姿を感じたそうです。
映画は、和さんががんと向き合いながら妊娠・出産を経験した日々を描いています。
一方で、将一さんにとっては、妻と出会い、結婚し、娘を授かった家族の物語でもあります。
将一さんは公式コメントで、映画を見た人が生きていることを実感するきっかけになればうれしいという思いを伝えています。
また、遠藤和という女性が生きていたことを、多くの人に知ってほしいという願いも込められていました。
和さんの人生が映画として残ることは、将一さんだけでなく、成長していく娘さんにとっても特別な意味を持つのではないでしょうか。
遠藤将一さんと娘は現在も和さんを大切にしている
将一さんは、妻を亡くした後も、娘さんに母親の存在を伝えてきました。
2021年9月15日の記録には、リビングに和さんの写真を飾ったことが記されています。
将一さんは娘さんを抱きながら、写真の和さんにおやすみの挨拶をしていたそうです。
また、和さんの誕生日には、写真に向かってお祝いの言葉を伝えていました。
2022年には、テレビに映った和さんを見た娘さんが、母親だと認識したことも記録されています。
娘さんは母親と過ごした時間が短かったものの、将一さんは写真や映像を通して、和さんの存在を伝えてきたのでしょう。
和さんが残した日記は娘への贈り物
和さんの日記には、病気への不安や家族への思いだけでなく、娘さんが生まれた喜びも残されています。
娘さんが成長し、母親について知りたいと思ったとき、この日記は大切な手がかりになるはずです。
そして将一さんが残した「あの日から、僕らは」には、母親が亡くなった後、父と娘がどのように暮らしてきたのかが記されています。
和さんが残した日記と、将一さんが残したその後の記録。
二つを合わせることで、娘さんは自分が生まれる前から現在までの家族の歩みを知ることができます。
2026年現在、娘さんは6歳。
これから成長するにつれて、母親について知りたいことも増えていくでしょう。
そのとき、和さんが残した言葉や映画は、母親の思いを知るための大切な存在になるのかもしれません。
まとめ
映画『ママがもうこの世界にいなくても』のモデルとなった遠藤将一さんは、娘さんを育てながら生活しています。
慣れなかった料理や育児を少しずつ身につけ、娘さんの成長を見守ってきた将一さん。
和さんが残した日記の出版や映画化にも協力し、妻が生きた証しを未来へつないできました。
2027年春には、娘さんが小学校へ入学する予定です。
和さんを亡くしてからも続いてきた父と娘の物語は、これからも新しい時間を重ねていくのでしょう。


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