カールじいさんの空飛ぶ家に出てくる男の子、ラッセル。彼の登場の仕方には子ども特有?の図々しさがあり、物語の冒頭ではカールじいさんも彼を好ましく思っていませんでした。
今回の記事ではそんなラッセルのうざいと言われてしまう性格や彼の父親と家族についても掘り下げていきたいと思います。
Contents
カールじいさんの空飛ぶ家の男の子ラッセルとは
ラッセル・キムは8歳になる男の子です。
好奇心が旺盛ですが、運動神経や体力もそれほどありません。ボーイスカウトの活動に熱心に取り組んでいるように見えますがテントを張ったこともなく、ボーイスカウト活動をするために必要な知識もほぼ持ち合わせていないようでした。
バッジを集める
ボーイスカウトで色々な活動をしていくとバッジが貰えます。
ただ、ラッセルの場合はボーイスカウトの活動が好きというよりもバッジの収集が目的になっています。
ラッセルは既にたくさんのバッジを獲得しており、自然探検隊の上級隊員にランクアップするのに必要なバッジはあと一つ!お年寄りのお手伝いをすると貰えるバッジのためにカールじいさんのもとを尋ねました。
ラッセルはうざい?
カールじいさんもいきなり家に尋ねてきたラッセルを疎ましく感じていたようです。ネットでも『うざい』との酷評が多々見受けられました。なぜ、そのように言われてしまうのでしょう?
おしゃべり
ラッセルはとてもおしゃべりが好きな子です。カールじいさんが聞いてもいないことを一人でペラペラと喋っていました。これは普段、ラッセルの話しを聞いてくれる人がいないからなのではないでしょうか?子どもは自分の話しを聞いてくれる人がいると堰を切ったように話す節があります。
空気を読めない
カールじいさんが迷惑がっているのも気が付かずにお手伝いをしたいと強引にせがむラッセルですが、8歳の子どもですから空気を読め!というのは酷な話だと思いません?
足の悪いカールじいさんを労わる心優しい場面もありました。それにラッセルはカールじいさんを「フレドリクセンさん」と名前で呼ぶ礼儀正しい子どもです。
私はとても良い子に感じました。
動物に懐かれる
伝説の怪鳥がラッセルに興味を持っています。この怪鳥は冒険家のチャールズ・マンツが生涯をかけて探し求めている鳥でなかなか姿を見ることさえ出来ません。警戒心の強い怪鳥が人懐っこい笑顔のラッセルに心を許して行動を共にします。
マンツが率いる犬軍団の落ちこぼれダグもカールじいさんとラッセルを主人として慕うようになっていました。
カールじいさんにしつこくした理由
ラッセルが上級隊員になるためにバッジを集めている理由が授与式で最後のバッジを父親につけてもらうことが定例になっているからなんです。仕事が忙しくて会えない父親に会いたい一心で頑張っていたのですね。なのでどうしても『お年寄りのお手伝いをした』という証のバッジが欲しかったのでした。
ラッセルの父親と家族
ラッセルは父親のことはカールじいさんに話しをしています。母親や家族のことについては触れられていないのですが考察を含めて解説していきます。
父親に会えない
カールじいさんへの説明から察すると、恐らくですがラッセルの両親は離婚、もしくは母親を亡くしているのだと思います。父親は既に再婚もしくは他の女性と暮らしており相手の女性はラッセルからの電話も迷惑に思っているようなセリフもありました。
家族がいない?
表彰式のときに両親の姿はなく、ラッセルを優しく見守る女性の姿がありました。この女性は肉親ではなく、施設の職員ではないかと思われます。肉親であったのなら最後のバッジをつける役目を果たすはずです。
まとめ
ラッセルについてまとめてみました。ラッセル、良い子だと思いませんか?妻を亡くして孤独だったカールじいさんと父親に会えずに肉親の愛情を知らないラッセル。
これからも二人は『冒険はそこにある!』をモットーに楽しく良き相棒、パートナーとして仲良くしてほしいと心から願います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
コメント