ある日、突然目の前に子猫がいたら・・・
あなたの行動で助けられる命かもしれません。
そんなとき、何をすれば良いのか、どうすれば良いのか?
私の経験上のお話しをしたいと思います。
Contents
子猫の状況を確認する
その子猫がどんな状況なのか。
近くに段ボールなどがある場合は遺棄された可能性が高いです。
よちよち歩きの場合は親からはぐれた、親猫が死んでしまったなどが考えられます。
小さい子猫は一匹では生きていけません。交通事故にあったり、カラスなどに襲われることも多々あります。小さな命を助けられるのは目の前のあなたしかいません。
子猫の日齢はどれくらいか
おおよその日齢は以下のとおりです。
健康状態が悪く、栄養失調気味だと成長も遅れている可能性もあります。
生後1~7日 | 体重50~120g | 目が開いていない、へその緒がついている |
生後8~14日 | 体重120~250g | 目がうっすら開いている、もぞもぞ動く |
生後15~21日 | 体重250g~350g | 目の色はグレー、よちよち歩き、犬歯が見える |
生後22~1ヶ月 | 体重350g~ | 小さい歯が生えている、 |
動物病院へ連れていき方とタイミングは?
私も子猫を保護したことが何度もありますが、必ず動物病院へ連れて行きます。
病院へはなるべく早めに行きましょう。
生後どれくらいなのか、健康状態や栄養状態はどうか、怪我などがないかなどを診てもらいましょう。
注意すべきこと
ゲージや箱などに入れて子猫の安全を確保してください。
動物病院によっては感染症対策でワクチンを打っていない野良猫の場合は待合室にいられないこともあります。受付でその旨を伝えるようにしてください。
野良猫の子どもだと涙や鼻水が出ていたり、ノミがいたりすることが多いです。
特に猫風邪の場合は、きちんと治療をしないと命取りになります!
費用が心配な場合は事前に動物病院に電話をして確認するのも良いでしょう。
私の掛かりつけの病院は、保護した子は投薬などの実費のみで診察してくれます。
どうしたら良いのか、分からないことなど、先生に質問するとアドバイスしてくれると思います。
すぐに病院へ行けないときは?
病院に行きたくても夜だったり、病院が開いていない時間だったら・・・?
まず、子猫のためにすることをお伝えします。
子猫の身体を冷やさない

子猫は自分で体温調節が出来ません。母猫の身体にぴったりくっついて体温を保っています。
乾いたタオルや毛布などで身体が冷えないようにしてあげてください。
冬で寒いときはカイロや湯たんぽなどを直接身体に触れないようにタオルで包んで、寒くないようにしてください。
おしっこなどで身体が濡れてしまうこともありますので、注意してください。
子猫の食事
生後14日くらいまではミルクで栄養をとります。まだ自分でお皿から飲むことは出来ないので、子猫用哺乳瓶かシリンジなどで子猫用ミルクを与えます。
子猫用ミルクが用意出来ない場合は応急処置としてガムシロップや砂糖水を少量飲ませてください。低血糖になると体温も下がり、危険な状態になってしまうんです。
生後1ヶ月くらいであればキャットフードが食べられると思います。出来れば子猫用を与えてください。
子猫の今後はどうする?
子猫を助けようとしてくれたこと、ネコ神様に代わって心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。
小さな命は人の手助けがなければ生きていくことが出来ません。
子猫の幸せを考えて、今後どうするかを落ち着いて考えてみましょう。
猫と暮らせる環境なのか、それとも里親さんを見つけるのかなど、病院の先生や保護猫活動をしている方などにも相談してみてください。
あなたに助けてもらったラッキーな子猫、必ず幸せになるはずです。
なので子猫にとって最善な方法を見つけましょう。
私にできることがあったらお手伝いさせていただきます。
まとめ
子猫を保護した際にすべきことをお伝えしました。
これから子猫のお世話が始まります。大変なこともあるかもしれませんが、愛らしい子猫の成長を見守り、幸せな猫生を送っていけるように頑張りましょう!
少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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