【るろうに剣心】2012年に第1作が公開、2021年には第4作目が公開されている大人気アクション映画。今回は剣心を支えるヒロインの神谷薫について解説したいと思います。
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【るろうに剣心】神谷薫(かみやかおる)とは?
「神谷活心流・神谷道場」の師範代として父亡き後も女手一つで道場を守っています。神谷活心流は、剣で人を殺すのではなく剣で人を活かすことを理想とした剣術。人斬り抜刀斎として生きてきた剣心と薫は運命的な出会いを果たします。薫との出会いが剣心に色々な変化をもたらしました。流浪人として一つの場所にとどまらずに一人で生きてきた剣心ですが、薫という守りたい存在が出来たことで心の中が穏やかになったのではないでしょうか。
基本情報・プロフィール
文久2年(1862年)6月生まれ 身長155センチ 体重41キロ 千葉県出身
剣術小町
剣の腕前も師範だけあってかなりのもの。近所では美人で剣術も優れた剣術小町と呼ばれています。作中ではその強さがあまり目立ちませんが、剣心やまわりの人物の桁違いの強さが原因かと思われます。
第1作の薫、武井咲さんの年齢も薫と同じく17歳ということもあり、あどけなさが残る美しさの中にも可愛らしさが垣間見える女性を好演しています。神谷活心流の教えを全うするひたむきさ、剣心を信じる真っ直ぐな瞳、剣心が怒りのあまりに人を斬りそうになったときも心からの叫びで思い留まらせました。
薫の魅力
評判の美少女なので容姿の美しさはもちろんですが、明るく活発で正義感の強い性格、そして人の気持や痛みが分かる優しさが最大の魅力なのだと思います。かつて人斬り抜刀斎として生きてきた剣心に「私が出会ったのは剣心という流浪人よ?誰にだって語りたくない過去の一つや二つはある」とありのままの剣心を受け入れました。この言葉に剣心はどれほど救われたでしょうか?
困っている人をみると手を貸さずにいられない世話焼きの一面もあり、孤児の弥彦を弟のように可愛がります。しっかり者の印象がある薫ですが焼き魚も満足に焼けないほどのお料理下手で、剣心に苦手なものは「薫の手料理」と言わしめてしまうほど・・・
神谷薫のモデルは?
坂本龍馬の恋人・千葉佐那がモデルとなっています。千葉佐那は北辰一刀流桶町千葉道場の主・千葉定吉の次女として生まれ、14歳にして北辰一刀流免許皆伝した女性の剣豪です。剣の腕前もさることながら美貌でも知られ、「千葉の鬼小町」「小千葉小町」と呼ばれていました。
千葉佐那は坂本龍馬の恋人
坂本龍馬は千葉佐那の父親の道場で剣術修行をしていました。その修行中に二人は恋に落ちたようで、龍馬は姉の乙女に手紙で佐那のことを好意的に紹介しています。その後、婚約という形をとりましたが龍馬は土佐に戻ることになりました。まさかこの別れが永遠になるとは佐那は思っていなかったでしょう。龍馬は佐那の元に帰ってくることはなく、別の女性と結婚してしまいました。そして龍馬は近江屋で暗殺されてしまいます。佐那は龍馬の死後も彼を想い、生涯独身を貫いたと言われていましたが結婚したとされる明治の新聞記事が発見されたとのこと。そうよ!自分を裏切った男のことなんて忘れて幸せになってほしかったと思っていた私としては嬉しい発見です。結婚生活は長く続かずに離婚したあとは独身だったようです。
千葉佐那と薫との共通点
道場を営む家に生まれ、幼い頃から剣術に打ち込み優れた剣豪に成長した点や評判になるほどの美貌など、共通点が多いです。幕末の志士に恋をしたところも同じですね。千葉佐那は坂本龍馬とは結ばれませんでした。薫は剣心と結婚をして息子を授かっています。
まとめ
今回は神谷薫についての記事を書かせていただきました。私は坂本龍馬が好きで小説やドラマなどを見ていました。なので薫のモデルが千葉佐那だったことが何だか嬉しかったです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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