【るろうに剣心】斎藤一は実在した?必殺技や剣心との関係についても

エンタメ

【るろうに剣心】2012年に第1作目が公開され、シリーズ化されたアクション映画。2021年4月に第4作目となる最終章が公開されました。今回は一作目から描かれている斎藤一について解説していきたいと思います。

【るろうに剣心】斎藤一(さいとうはじめ)とは?

斎藤一は幕末、京都の治安維持や攘夷運動の弾圧活動の為に結成された新選組に所属していた浪士で、新選組の三番隊長を務めていた人物です。倒幕派の主人公・緋村剣心とは敵対関係にありました。作中ではくわえタバコで冷酷に人を斬りつけるクールな印象ですが、仲間想いの一面も垣間見れるシーンも。敵に斬られて殉死した警察官たちを想い、ひたすら敵を切り倒すシーンは胸が熱くなりました。

『るろうに剣心』PV 斎藤一 編

基本情報・プロフィール

天保15年(1844年)1月1日 江戸で生まれました。
第一作目の冒頭シーンの鳥羽・伏見の戦いが1868年ですから初登場は24歳の設定ですね。
身長183センチ 体重71キロ  当時ではかなり大柄な体型。
好きな食べ物は蕎麦、特にかけそばを好んで食べるようです。

斎藤一の信念

彼の信念は「悪・即・斬(あく・そく・ざん)」で、かつて人斬り抜刀斎として暗躍していた剣心が明治維新後に「不殺(ころさず)の誓い」を立て決して人を斬らないことに対して強い憤りを感じています。
剣心に『人斬りが人を斬らずしてどうやって人を守る』と問いかけるシーンが印象的でした。
新選組という立場に身を置いていた斎藤一が明治維新後には政府側の警察官としての立場になったのも彼の強い信念からなのでしょう。この一貫してブレない信念が斎藤一の最大の魅力だと思います。

必殺技は牙突(がとつ)

斎藤一の必殺技は牙突。左手で刀を持ち、右手を前に突き出して刀を地面と水平に構える独特なものです。これは片手平付きを徹底的に鍛錬して必殺技にまで仕上げた桁外れの威力があり、この牙突を受けた敵が吹っ飛んでしまう描写もありました。この戦い方もシンプルで斎藤一らしいものと言えるでしょう。

剣心との関係

鳥羽伏見の戦いの際には佐幕派の斎藤一が属する新選組と倒幕派の人斬り抜刀斎こと緋村剣心は明確な敵対関係にありました。明治維新後は良きライバル、ときには目的を同じくする仲間として協力してお互いをリスペクトしているようにも感じます。

斎藤一は実在した?

名前も経歴もほぼ同じ人物が実在しています。

斎藤一は実在した人物

新選組の浪士として土方歳三らと池田屋事件にも深く関わったとされています。新選組内でも一二を争う剣の腕前で【無敵の剣】と評されるほどでした。その腕前から隊士たちに剣を教えていたとのこと。厳しい眼差しで強面のイメージが強い斎藤一ですが晩年には子どもたちに剣術や剣の心得を教えていたようで、厳しい指導をしていたのではないかとちょっと心配になってしまいました。

必殺技も実在のもの?

牙突(がとつ)は【るろうに剣心】の斎藤一のオリジナルの必殺技ですが、実在の斎藤一は左平付きを得意としていたようです。ただ、突き技は「死に剣」と言われており、一度突くと相手を仕留めたとしても次の動作に移るのに時間を要する技のため刀身を横にして連続的に攻撃出来るよう工夫と鍛錬が必要な技となっています。

まとめ

いかがでしたか?斎藤一について書かせていただきました。【るろうに剣心】には自分の正義や信念をもって戦う人物が描かれており、それぞれの人生や価値観を考えさせられる作品だと思っています。どちらかというと倒幕派側の人物が好きな私も(坂本龍馬や西郷隆盛など)斎藤一を通して佐幕派の印象が変わりました。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました