『南田南弁護士は天才肌』に登場する土村楓(つちむら・かえで)は、広川・ハワード法律事務所の代表・広川凪沙を支える秘書です。
演じるのは竹内櫻さん。
南田南や船井湊人、宮地賢吾などは原作となる韓国版『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に近い立場の人物がいますが、土村楓は少し違います。
公式から「日本版オリジナルキャラクター」であることが明言されており、韓国版にそのまま対応する人物はいません。
では、なぜ日本版では新たに土村楓という人物が加えられたのでしょうか。
現時点では「広川凪沙を支える秘書」ということ以外、詳しい人物像は明かされていません。
ただ、南をある理由から採用した凪沙のすぐそばにいる人物という点を考えると、単なる事務所の秘書では終わらない可能性もありそうです。
土村楓は何者?広川凪沙を支える秘書
土村楓は、南田南が入所する「広川・ハワード法律事務所」で働いています。
役職は代表・広川凪沙の秘書です。
広川・ハワード法律事務所には、南の指導役となるパートナー弁護士・宮地賢吾、南より半年早く入所した新人弁護士・氷見琢磨、司法修習時代の同期・朝日小春、パラリーガルの船井湊人などが働いています。
その中で楓は弁護士ではなく、代表である凪沙を直接支える立場です。
そして公式のキャスト発表で特に強調されているのが、楓が日本版オリジナルキャラクターだということです。
韓国版の登場人物の名前や設定を日本向けに変更したのではなく、日本版を制作するにあたって新しく作られた人物ということになります。
土村楓は韓国版の誰にあたる?
土村楓に、韓国版でそのまま対応する人物はいません。
『南田南弁護士は天才肌』は韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の日本リメイクですが、登場人物がすべて一対一で置き換えられているわけではありません。
南田南はウ・ヨンウ、船井湊人はイ・ジュノというように、基本的な役割が分かりやすく対応している人物がいる一方、土村楓は日本版独自の存在です。
そのため、韓国版を見ても「土村楓は最終的にこうなる」と先の展開を予想することができません。
ここが楓というキャラクターの面白いところでしょう。
原作を知っている視聴者にとっても、楓が何をするのかは未知数です。
なぜ日本版に土村楓が追加された?
土村楓を追加した理由について、制作側から詳しい説明はまだ発表されていません。
ただし、わざわざ「日本版オリジナルキャラクター」と紹介されている以上、日本版独自の物語に関わる人物として注目しておきたいところです。
特に気になるのが、楓の上司が広川凪沙であること。
凪沙は広川・ハワード法律事務所の代表であり、南を「ある理由」から採用した人物です。
つまり楓は、南の指導役である宮地や同僚たちよりも、南を採用した張本人である凪沙に近い場所にいます。
代表秘書であれば、凪沙のスケジュールや来客、事務所内での動きなどを日常的に把握する立場でもあります。
そのため日本版で凪沙の内情や行動を視聴者に見せる際、楓が重要な役割を担うことは十分考えられます。
土村楓は南田南の採用理由を知っている?
楓について特に気になるのが、南が採用された本当の理由を知っているのかという点です。
南は東大法学部を首席で卒業し、司法試験にもトップで合格しています。
それほど優秀でありながら、自閉スペクトラム症に対する偏見によって就職先が決まらずにいました。
そんな南を「ある理由から」広川・ハワード法律事務所に採用したのが凪沙です。
しかも南の指導役となる宮地賢吾でさえ、南の採用理由を知らず、凪沙に理由を問い詰めます。
ここで楓が代表秘書として事情を知っているのであれば、宮地たちとは違う立場から南を見る人物になります。
一方で、秘書だからといって凪沙の秘密をすべて知っているとは限りません。
楓自身も南の採用理由を知らず、凪沙の行動を間近で見ながら少しずつ事情に気づいていくという展開も考えられます。
現時点ではどちらなのか明らかになっていませんが、凪沙の最も近くにいる人物という立場は覚えておきたいポイントです。
土村楓は南田家の秘密にも関わる?
『南田南弁護士は天才肌』では、南の就職だけでなく、南田家にも何らかの秘密があることが予告されています。
父・南田誠は、物語が進むにつれて「南の就職を巡る疑念」や「家族を取り巻く秘密」と向き合うことになります。
韓国版では、ウ・ヨンウの採用と家族の秘密が無関係ではありませんでした。
日本版でも同じように南の採用と家族の過去がつながるのであれば、南を採用した凪沙は物語の重要な位置にいることになります。
そして、その凪沙の秘書として新たに追加されたのが楓です。
この配置を見ると、楓が凪沙と南田家をめぐる物語に何らかの形で関わってくる可能性も考えたくなります。
ただし、現在公式に発表されている楓の設定は「凪沙を支える秘書」までです。
南田家の秘密を知っている、あるいは秘密の当事者であるという情報はありません。
オリジナルキャラクターだからといって、すぐに「黒幕」「南の母親と関係する人物」などと結びつけるのは早いでしょう。
土村楓は広川凪沙の本音を見せる役割?
もう一つ考えられるのが、広川凪沙という人物を掘り下げるための役割です。
法律事務所の代表である凪沙は、部下である弁護士たちの前では「代表」として振る舞います。
しかし秘書の楓と二人でいる場面なら、仕事上の立場から少し離れた凪沙の表情を描くことができます。
なぜ南を採用したのか。
南の父・誠について何か知っているのか。
南の家族について、どこまで事情を把握しているのか。
こうした凪沙側の物語を描く際、会話相手となる人物が必要です。
日本版では、その役割を担うために代表秘書の楓が追加された可能性もあります。
凪沙が一人で考えているだけでは視聴者に伝えにくい情報も、楓との会話なら自然に見せることができます。
もし楓が凪沙から信頼されている秘書として描かれるなら、凪沙の本音や過去を引き出す人物になるかもしれません。
弁護士ではない土村楓だから見えるものもある?
広川・ハワード法律事務所では、南をはじめ多くの弁護士が事件と向き合います。
一方、楓は弁護士ではありません。
同じ事務所にいながら、南の法廷での能力や勝敗とは少し違う位置から彼女を見ることができます。
南が職場で困っていることや、周囲とのちょっとしたすれ違いなど、事件とは直接関係のない部分に気づく人物になることも考えられます。
韓国版に存在しなかったキャラクターだからこそ、原作とは違う視点から南や法律事務所を描くことができます。
楓が凪沙だけを支える秘書として描かれるのか、それとも南や宮地チームとも関係を築いていくのかによって、日本版ならではの違いも見えてきそうです。
土村楓役を演じるのは竹内櫻
土村楓を演じるのは竹内櫻(たけうち・さくら)さんです。
今回のキャスト発表では、平岩紙さん、山口馬木也さん、細田佳央太さん、久保史緒里さん、柿原りんかさんらとともに出演が発表されました。
竹内さん自身も、撮影前から作品に参加できることを楽しみにしていたことや、撮影が始まってからも日々胸が高鳴っていることをコメントしています。
韓国版にはいない役だけに、竹内さんがどのような人物として楓を作り上げるのかも注目したいところです。
まとめ
『南田南弁護士は天才肌』の土村楓は、広川・ハワード法律事務所の代表・広川凪沙を支える秘書です。
そして韓国版の特定人物を置き換えた役ではなく、日本版で新たに追加されたオリジナルキャラクターです。
現時点では詳しい人物像や、物語で担う役割までは明らかになっていません。
ただ、南を「ある理由」から採用した凪沙のすぐそばで働いているという立場は気になります。
南の採用理由を知っているのか、凪沙の本音や過去を引き出す人物になるのか、それとも日本版独自のストーリーに関わっていくのか。
原作を知っていても先の展開が分からない人物だからこそ、土村楓は日本版『南田南弁護士は天才肌』で注目しておきたいキャラクターの一人です。

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