2025年現在、実写映画『キングダム』シリーズは第4作『大将軍の帰還』までが公開されています。原作の壮大なストーリーの一部が映像化され、毎作話題を呼ぶ本シリーズですが、果たして続編はあるのでしょうか?この記事では、これまでの公開状況や原作との関係、今後の可能性を“信頼できる情報”と共に整理し、第5作の制作や公開の可能性について徹底考察します。
これまでの実写映画『キングダム』シリーズ公開一覧
まずは実写映画『キングダム』シリーズのこれまでの流れを振り返ってみましょう。
- 第1作:『キングダム』(2019年)… 王都奪還編(信と嬴政の出会い〜王都奪還)
- 第2作:『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年)… 蛇甘平原編(初陣)
- 第3作:『キングダム 運命の炎』(2023年)… 馬陽戦前編(龐煖初登場)
- 第4作:『キングダム 大将軍の帰還』(2024年)… 馬陽戦後編(王騎と龐煖の決着)
4作にわたり“王騎将軍の時代”を描いてきたシリーズは、原作でも屈指の名場面が多く、ファンからも高い評価を得ています。
原作との比較:映画はどこまで進んだのか?
映画第4作『大将軍の帰還』までで描かれたのは、原作コミックスで言えば約1巻〜16巻あたり(王騎の死まで)。原作は現在70巻を超えており、物語はまだまだ続いています。つまり、映像化されたのは全体の20%前後でしかなく、続編を制作する“原作のストック”は十分にあります。
映画第5作はある?公式の発言・動きは?
現時点(2025年7月)で、制作側から第5作についての正式発表はされていません。しかし、第4作『大将軍の帰還』の公開後の舞台挨拶やインタビューでは、以下のような発言がありました:
- 監督:佐藤信介氏「信や政の物語は、まだほんの始まりに過ぎない」
- 主演:山﨑賢人氏「次の戦いも、信として演じられるなら光栄です」
また、観客動員数や興行収入も安定しており、前作比での落ち込みも見られません。ビジネス的な成功を収めているシリーズとして、制作側が打ち切る理由は少ないと考えられます。
続編があるとしたら描かれるのはどこ?
続編が制作されるとすれば、次に描かれる可能性が高いのは以下のエピソードです:
- 合従軍編: 楚・韓・魏・燕などが秦を包囲する最大級の戦い。原作でも人気が高い。
- 信の昇格と飛信隊の結成: 千人将に昇進し、ついに“自分の隊”を持つ信。
- 羌瘣の復讐編: 羌象の仇討ちのため、蚩尤の村へ単独潜入。
どのエピソードもスケールが大きく、映画向きの構成となっています。特に合従軍編は“次なる山場”として映画ファンの期待も大きく、制作サイドが次の軸に据える可能性は十分にあります。
実写『キングダム』はどこまで続くのか?
これまでの丁寧な構成・キャスト継続・原作尊重のスタイルを見る限り、実写『キングダム』は長期シリーズ化も視野に入っていると考えられます。もちろんスケジュールやキャスト問題などの不確定要素もありますが、「3部作で終わり」ではなく、「第5作以降も描く気がある」という空気が随所に感じられます。
まとめ:続編は“ある可能性大”。今後の動きに注目
実写映画『キングダム』の続編は、現時点では未発表ながら制作される可能性は非常に高いと考えられます。原作のストックは十分であり、興行成績も安定。ファンの期待も強く、続編制作にとっては好条件が揃っています。次の映画ではどんな戦いが描かれるのか──信・政・羌瘣たちのさらなる成長を、引き続き楽しみに待ちたいですね。
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