NHK連続テレビ小説『ブラッサム』で、珠と再び関わることになる木村保。
保は京都の第三高等学校に通う秀才ですが、ここで気になるのが、保の実家である木村家の経済力です。
保の兄・亨一は役所に勤めており、かつて珠と結婚した人物です。しかし、その結婚はわずか3日で終わってしまいました。
さらに亨一は、その後、花街の女性と駆け落ちしています。
一方、弟の保は地元を離れ、京都の旧制第三高等学校で勉強しています。
大正時代に息子を遠方の学校へ進学させるには、学費だけでなく生活費も必要でした。
木村家の家業や父親の職業は明らかになっていませんが、保を京都の旧制三高に通わせられることから、経済的に恵まれた家庭だったと考えられます。
今回は、木村家がお金持ちと考えられる理由を、兄・亨一の仕事や保の進学先、大正時代の教育事情から考察します。
『ブラッサム』保の実家・木村家はお金持ち?
『ブラッサム』の木村家は、裕福な家庭だった可能性が高いと考えられます。
その大きな根拠となるのが、次男・保の進学先です。
保は京都の第三高等学校、いわゆる旧制三高に通っています。
旧制三高は、現在の高校とは異なり、大学進学につながる高等教育機関でした。
誰でも簡単に入学できる学校ではなく、学力が優秀な学生たちが集まる学校です。
しかも保の実家は山口県岩国にあります。
京都で学ぶには、学費に加えて下宿代や食費など、地元で生活する以上の費用が必要だったでしょう。
当時の一般的な家庭にとって、子どもを遠方の高等教育機関へ通わせることは、決して小さな負担ではありませんでした。
保が旧制三高で学べていること自体、木村家に教育費を負担できる経済力があったことを示しています。
ただし、木村家が大地主だったのか、商家だったのか、あるいは別の収入源を持つ家庭だったのかは、ドラマでは明らかにされていません。
保が通う京都の旧制第三高等学校とは?
木村家の裕福さを考えるうえで、保が通う旧制第三高等学校は重要な手がかりです。
旧制三高は帝国大学への進学につながる名門校
第三高等学校は、現在の京都大学の歴史とも深い関係がある旧制高等学校です。
当時の旧制高校は、現在の高校とは教育制度上の位置づけが異なります。
旧制中学校などを経て進学する学校で、卒業後は帝国大学などの高等教育機関へ進む道が開かれていました。
旧制三高に入学できるということは、保が高い学力を持っていたことを意味します。
珠が保の三高の帽子に気付き、驚いたのも、それだけ名門校として知られていたからでしょう。
保は単に裕福な家庭の息子というだけではなく、勉強ができる青年として描かれているのです。
大正時代に京都へ進学するにはお金がかかった
現在でも、子どもを遠方の大学へ進学させるとなると、家計への負担は大きくなります。
大正時代なら、なおさらだったでしょう。
保が京都で生活するには、授業料のほかにも下宿代、食費、衣服代、教材費などが必要です。
また、岩国と京都を行き来するための交通費もかかります。
当時は義務教育を終えて働く人も多く、旧制高校へ進学すること自体が限られた人の進路でした。
もちろん、奨学金や親族からの援助など、さまざまな形で進学を支える場合もあったでしょう。
しかし、ドラマでそうした援助が描かれていない以上、木村家が保の進学を支えられる家庭だったと考えるのが自然です。
兄・亨一は役所勤め!木村家の家柄も良かった?
保の兄・亨一は、役所に勤めています。
大正時代の役所勤めは、一定の教育を受け、安定した職業に就いていることを示す経歴の一つです。
亨一がどの役所で、どのような仕事をしていたのかまでは明らかになっていません。
そのため、具体的な収入や役職を推測することはできませんが、定職に就いていたことは確かです。
長男は役所に勤め、次男は京都の名門校で学んでいる。
こうして兄弟の経歴を並べると、木村家が子どもの教育や将来に力を入れられる家庭だったことがうかがえます。
役所勤めだから実家も資産家とは限らない
ただし、亨一が役所勤めだったことだけで、木村家が資産家だったと断定することはできません。
役所の仕事にもさまざまな職種や待遇があり、収入には違いがありました。
また、亨一自身の給与と、木村家全体の資産は別のものです。
木村家の経済力を考えるなら、亨一の職業だけでなく、保を京都へ進学させていることも合わせて見る必要があります。
兄弟二人がそれぞれ安定した職業と高等教育の道を歩んでいることは、木村家の生活基盤を考えるうえで興味深い材料です。
長男・亨一は花街の女性と駆け落ち!木村家はどんな家庭?
木村家について考えるとき、長男・亨一の行動も気になります。
亨一は珠と結婚しましたが、その結婚生活はわずか3日で終わりました。
珠に冷たい態度を取り、以前から親しくしていた花街の女性のもとへ通っていた亨一。
その後、亨一はその女性と駆け落ちしています。
役所に勤める長男が、結婚したばかりの妻を置いて花街の女性と駆け落ちするというのは、家族にとっても大きな出来事だったはずです。
当時の結婚は、本人同士の気持ちだけでなく、家同士の関係や世間体も重視されることがありました。
亨一の行動は、そうした価値観から見ても波紋を呼ぶものだったでしょう。
木村家の家業や父親の職業は明らかになっている?
木村家がどのようにして財産を築いたのか、気になるところですよね。
しかし、これまでのドラマでは、木村家の具体的な家業や父親の職業は明らかにされていません。
商家なのか、地主なのか、あるいは別の仕事で収入を得ている家庭なのかは不明です。
そのため、木村家を大地主や豪商などと決めつけることはできません。
分かっているのは、長男の亨一が役所に勤め、次男の保が京都の旧制三高に通っているということです。
この二つの経歴から、木村家は少なくとも子どもたちの進路を支えるだけの経済的な余裕がある家庭だったと考えられます。
教師をクビになった珠と裕福な木村家の関係はどうなる?
木村家の経済力が気になるのは、珠と保の関係が再び動き始めるからでもあります。
珠は島村先生との恋愛が近所で噂になり、教師を辞めさせられてしまいました。
さらに、「ふしだらな女」という評判が広まったことで、新しい仕事もなかなか見つかりません。
教師として懸命に働いていた珠にとって、仕事を失っただけでなく、悪い噂によって再出発まで難しくなるのはつらいことだったでしょう。
そんなとき、珠は木村保と再会します。
保は、珠がわずか3日で別れた夫・亨一の弟です。
かつては義理の弟という立場だった保が、今度は珠の人生にどのように関わっていくのでしょうか。
木村家は珠の悪い噂を気にしない?
ここで注目したいのが、木村家の立場です。
長男が役所に勤め、次男が名門校へ進学している家庭であれば、家の評判を気にすることもあったでしょう。
しかも珠は、亨一と結婚してわずか3日で別れた女性です。
その珠が今度は、別の男性教師との恋愛が噂になり、仕事を失っています。
世間体を重視する家庭なら、珠との関わりを避けようとしても不思議ではありません。
しかし、珠と保は再会し、二人の関係が再び動き始めようとしています。
木村家が珠の評判をどう受け止めるのか、保自身が珠にどんな気持ちを抱いているのかは、今後の見どころになりそうです。
裕福な家庭に育った保と、仕事も失い、周囲の噂に苦しむ珠。
二人の置かれた立場の違いが、これからの物語にどのような影響を与えるのか気になります。
まとめ|木村家は保を京都の旧制三高に通わせられる裕福な家庭
『ブラッサム』に登場する木村家は、家業や父親の職業こそ明らかになっていませんが、経済的に恵まれた家庭だったと考えられます。
長男・亨一は役所勤め、次男・保は京都の旧制第三高等学校に通っています。
特に、地方から京都の名門校へ進学させられることは、木村家の経済力を考える大きな手がかりです。
一方、亨一は花街の女性と駆け落ちし、珠との結婚生活はわずか3日で終わりました。
そして今、教師をクビになり、悪い噂によって仕事も見つからない珠が、弟の保と再会します。
裕福な木村家と、人生の転機を迎えた珠。
かつて義理の姉弟だった二人が、これからどのような関係になっていくのか注目したいですね。
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