【ジュラシックパーク】1993年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督のSFアクション映画です。化石から取り出した蚊の血液を元にバイオテクノロジーを駆使し、絶滅した恐竜を蘇らせ生きた恐竜たちを間近で見ることが出来る『ジュラシックパーク』が舞台のストーリーです。
今回は悪役として登場するデニス・ネドリーについて解説していきたいと思います。
【ジュラシックパーク】ネドリーは天才なのか?
ネドリーといえば太った身体でデスクまわりはゴミだらけ。天才だと自称していますが、とても優秀な人物には見えません。でも細かく観察してみるとかなり凄い頭脳をもった人物なのが分かります。
ネドリーは優秀なエンジニア
ネドリーは何と!ハーバード大学出身のエリート。ジュラシックパークを運営する上で必要なシステムやセキュリティなどを作り上げ、8台のパソコンとネドリー一人で管理していたのだから驚きです。
パーク内を走る自動運転の自動車もこのシステムを使用して運用しています。
ネドリー、ただ者じゃありません。
ジュラシックパークはブラック企業?
ネドリーは「仕事に対して金銭が見合わない」とハモンド氏に訴えていました。これだけのシステムを作り上げて一人で管理しているのだからさぞかし高給なのかと思いきや・・・ネドリーの労働環境はあまり良いものとは言えないようです。
そこで企業秘密とも言える恐竜の胚を盗み出し、ライバル企業に高値で取引する話に飛びついたのでしょう。ジュラシックパークのシステムを変更して逃亡を図るネドリー。
ジュラシックパークは今の時代でいうブラック企業なのかもしれません。
ネドリーの最後
台風の影響で暴風雨が吹き荒れる中、逃亡中のネドリーは車の運転操作を誤ってしまいます。動かなくなった車を何とか引っ張ろうとしているときにディロフォサウルスが現れました。小柄な可愛らしい風貌の恐竜なので安全だと思ったのでしょう。
ところがこのディロフォサウルスは毒を吐き獲物を弱らせて捕食するという肉食恐竜でした。
慌てて車の中に逃げ込んだネドリーでしたが、車内にいたもう一頭のディロフォサウルスに襲われ命を落としてしまいました。
魔法の呪文とは
自分が逃げ延びるためにパーク内のシステムを変更してしまったネドリー。このことでパーク内に多数いる危険な恐竜たちのエリアが管理不能になり大混乱に陥ります。
何とかシステムの復旧を試みますが天才ネドリーが作ったシステムは強固なパスワードで守られておりロック解除に失敗すると
あっはっはーー!魔法の呪文を言わなきゃだめだよ
お茶目なネドリーがせせら笑います。魔法の呪文はネドリーしか知らないのです。
もうお手上げ状態になってしまいました。
まとめ
【ジュラシックパーク】パーク内を恐怖と混乱に陥れたネドリーですが、何故か憎めないキャラクターだと思いませんか?私も大人になって社会の理不尽さを経験しているからかもしれません。
ジュラシックパークがホワイト企業でネドリーが適正に評価されていれば、こんなことにはならなかったのではないかなどと考えてしまいました。それだと全く違う物語になってしまいますね笑
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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