鹿児島県鹿屋市にある吾平山上陵(あいらさんりょう)清らかな小川と静寂な森の中にある神聖な場所をご紹介!

パワースポット
吾平山上陵

鹿児島県鹿屋市にある吾平山上陵(あいらさんりょう)
ここは初代天皇である神武天皇の御父君と御母君の御陵なんです。
神社とは異なった雰囲気を持った神聖な場所、吾平山陵の魅力をお伝えしたいと思います。

吾平山陵とは?

吾平山上陵(あいらのやまのうえのみささぎ)通称「あいらさんりょう」と呼ばれています。
鹿児島県下の神代三山陵の一つとされており、全国でも珍しい岩屋の陵(塚墓)
初代神武天皇の御父君 鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)と御母君 玉依姫(たまよりびめ)の御陵です。

吾平山陵までの道のり

宮内庁看板


宮内庁の看板があります。宮内庁という文字を見ただけで背筋が伸びる気が(笑)
看板には以下のことが書いてあります。

みだりに域内に立ち入らぬこと
魚鳥等を取らぬこと
竹木等を切らぬこと


もちろんです!この場所に立ち入らせて頂くのですから、マナーは守ります。
深く一礼をして足を踏み入れます。
参道の入り口から御陵までは約500メートル。
玉砂利が敷き詰められた参道、聞こえるのは川のせせらぎと野鳥の声と自分の足音だけ。
静寂が広がる森の中をゆっくりと歩いていきます。

森の中

まるで時間が止まっているかのような不思議な雰囲気。大きく育った木々がこの場所を守っているのでしょう。木々の間から差し込む光が優しく迎えてくれているような気がしました。

姶良川(あいらがわ)

木々に囲まれた自然

参道には姶良川が流れています。本当に美しい澄んだ水で見ているだけで清らかな気持ちになれます。
私はこんなに穏やかで透明度の高い美しい川を見たのは初めて!
感動してしまいました。

2つ目の橋からの姶良川

ほぅと思わず声が出てしまうほどの美しさ。
まるで絵の中に入り込んでしまったかのような景色に見とれてしまいます。
更に進むと右手側に階段がありました。

お清めの川

階段で川の近くまで降りられるようになっているので、ここで身(手)と心をお清めをします。
柔らかな光が水面にキラキラと反射してキレイ。
伊勢神宮の内宮に似た雰囲気があることから「小伊勢」と呼ばれているそうですが
私は伊勢神宮とは少し違った独特な近寄りがたい雰囲気だと思いました。
人も殆どおらず、静かだったからかもしれませんが・・・

御陵

お清め川の奥に目をやると御陵が見えてきました。ちょっと近寄りがたい雰囲気を醸し出しています。
今まで色々な神社仏閣、パワースポットと言われる場所に足を運びましたが
こんなに神聖な空気感は滅多に感じられるものではないです!

手前に小さな石橋がありますが、一般人は入ることが出来ません。
中に入れるのは皇族の方だけです。
1935年(昭和10年)11月には昭和天皇、1962年(昭和37年)5月には皇太子(今上天皇)・皇太子妃(皇后美智子)がご参拝されました。

御陵

あまりの厳かな佇まいに言葉が出ません。歴史の重みを感じます。
日本に生まれたこと、今日この場所にこられたことへの感謝でそっと手を合わせました。
あくまでも私の感じたことですが、この場所は神社とは違って何かを頂いたり、何かを願うところではないと思います。俗世を離れて心穏やかに感謝を捧げる場所だと感じました。

御陵

お願い事やご利益を頂きたいのであれば、鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)と玉依姫(たまよりびめ)もお祀りされている霧島神宮まで行かれることをお勧めします。
私はもちろん行ってきました!
※吾平山陵から霧島神宮までは車で1時間30分ほどです。

霧島神宮HP
/https://kirishimajingu.or.jp/

吾平山陵公園

こちらは駐車場から近い整備された公園
参道とは違った明るく開放的な景色が広がっています。

吾平山陵公園

大きな桜の木がありました。桜の季節はとても美しい光景なのでしょうね。
スロープと階段があるので川の近くまで近づいてみました。

整備された姶良川
たくさんの鯉

鯉がいます!こんな澄んだ水に住めるなんて君たち羨ましいぞー!
帰りがけに売店で鯉のエサが売ってることに気が付きました。
ごめんね、次回はエサ買うからね。

アクセス

吾平山陵(あいらさんりょう)
住所 鹿児島県鹿屋市吾平町上名5250-1
開園時間 8:30~17:00
車での行き方 垂水フェリーターミナルから約1時間 大隅縦貫道「笠之原IC」から約25分
無料駐車場あり

まとめ


私は吾平山陵という場所の存在を知りませんでした。
鹿児島は神話の国で他にもたくさんの見所がありますが、鹿児島旅行に誘ってくれた友人が神社や神様好きな私のために選んでくれた吾平山陵。
関東に住んでいるので中々機会はありませんが、また必ず訪れたいと思っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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