ラプンツェルのユージーンはなぜフリンライダーと名乗った?死亡後に生き返った理由も

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塔の上のラプンツェルはディズニーが初の3Dアニメーションとして描いた作品で、不思議な力を宿したプリンセス、ラプンツェルが繰り広げる愛と冒険のファンダジー物語。
この記事では初めはイヤイヤながらにもラプンツェルの冒険を手助けすることになるユージーンについて解説していきたいと思います。

ラプンツェルのユージーンはなぜフリン・ライダーと名乗っている?

ユージーンはフリン・ライダーと名乗っていますがどのような人物なのか、フリンライダーとは何者なのかを詳しく調べてみました。

フリン・ライダーとは

ユージーンは親の顔も知らずに物心がつく前から孤児院で育ちました。
一緒に孤児院で暮らす子どもたちに自分も大好きだった『フリナガン・ライダーの冒険』という本を読んであげてたそう。
主人公のフリナガン・ライダーは暴れん坊でとてつもなくお金持ち、女性の扱いも上手くてモテるのに、それらを鼻にかけることをしないナイスガイ。大金持ちなので自分のやりたいことも何でも出来て、冒険の旅をしているフリナガン・ライダーは何も持たない無力な子どもだったユージーンの憧れだったのです。
いつかフリナガン・ライダーのようになることを夢見て、ユージーン・フィッツハーバードという名前を捨てて『フリン・ライダー』と名乗るようになったのでした。

指名手配されている泥棒

お城で厳重に警備されていた王女のティアラを仲間のスタビントン兄弟と共謀して盗み出します。
手慣れた様子で簡単に盗み出した様子から、盗みの常習犯であることが伺えますね。生まれたときから何も持っていない自分が盗みをするのは仕方のないことだと思っているよう。
森の至るところに張られている手配書に描かれた自分の顔に納得がいかない様子でした。

ディズニー史上最高のイケメン

ユージーンは身長180センチ以上はあるであろう長身で手足も長くスタイル抜群、栗毛色の髪で清潔感のあるアゴ髭で少しワイルドな印象です。運動神経も良く、ラプンツェルの住む高い塔へも矢を器用に使って登りきってしまう身体能力の持ち主。
そして超ナルシスト!甘い視線で数多くの女性を虜にしてきたのでしょう。ラプンツェルにも甘い視線を送りますが、全く通用しません。
自分でも容姿にかなりの自信を持っていて『人並み外れたカッコよさ』と自負しています。

ホットマン会議で生まれたキャラクター

ディズニー史上最もイケメンなキャラクターとして誕生したユージーン。このユージーンは女性スタッフたちが自分たちの思う『イケメン』を熱く語るという通称ホットマン会議で作り出されました。
男性スタッフからは『金髪』『青い瞳』『優しげなタレ目』などの意見が出たのですが全て却下!
顔は美形過ぎてもいけないなど様々なこだわりがあり、何とも楽しそうな会議ですが参加した男性スタッフにはかなりの打撃だったようです。

ユージーンが死亡後に生き返った理由

物語の終盤、ユージーンはゴーテルに連れ戻されてしまったラプンツェルを助けるために塔を訪れましたが、ゴーテルに腹部を刺されてしまいます!
ラプンツェルはユージーンを助けることを条件にゴーテルと一生幽閉の生活に戻ると約束しますが、ユージーンはそれを拒否してラプンツェルの髪を切り落としてしまいました。自分の命よりもラプンツェルが自由になることを選んだユージーン。ラプンツェルの魔法の髪を失ったのにユージンが死亡後に生き返った理由は何なのでしょう?

新しい夢が出来た二人

ユージーンが『君は僕の新しい夢だった』とラプンツェルに伝えました。ラプンツェルも『あなたは私の夢・・・』と応えます。
幼い頃から憧れだったフリナガン・ライダーのようにお金持ちになり冒険の旅に出ることが夢だったユージーンと誕生日に放たれる光を見ることが夢だったラプンツェル。
自分のことではなく相手のことが夢になるという大きな変化が生まれます。
お互いの気持ちを確認しあえたのにユージーンは息を引き取りました。

なぜ魔法が使えたのか

ラプンツェルが唄う『魔法の花を』

花はきらめく 魔法の花
時を戻せ 過去に戻せ
傷をいやせ 運命の川 さかのぼれ

よみがえらせろ 過去の夢

作詞 Glenn Slater  訳 高橋知伽江
作曲 Alan Menken


二人の新たな夢はお互いがお互いを思いやるものでした。
ラプンツェルの涙がユージーンの頬に流れ、ラプンツェルが魔法の歌を唄うと光が放たれて魔法の花が蘇りました。やはり愛の力は絶大です。

イケメンの自信家でプレイボーイ。自分本位で生きてきて人を欺き、盗みを繰り返したユージーンですが、純粋で破天荒なラプンツェルとの出会いから少しづつ変わっていきます。
魔法の力が一時的に戻ったのは、運命の川をさかのぼり、二人の夢が蘇った ということなのだと思います。
ユージーンは『フリン・ライダー』」としての生を終え、新たにユージーン・フィッツハーバードとして生まれ変わったのではないでしょうか?

まとめ

ラプンツェルのパートナー、ユージーンについて書かせていただきました。ディズニープリンセスのお相手としては今までにないキャラクターですが、さすがホットマン会議で史上最高のイケメンを作り出しただけあってとても魅力的ですね。
ラプンツェルの物語には続編もあり、今後のユージーンとラプンツェルの行く末も楽しみにしたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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