【猫の恩返し】カラスの正体と名前は何?ムタさんとの関係についても

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【猫の恩返し】柊あおい原作、スタジオ・ジブリが手掛けたアニメーション映画で、主人公・ハルが猫を助けたことによって猫たちからの恩返しを受ける騒動に巻き込まれてしまうストーリー。今回はカラスのキャラクターについて解説していきたいと思います。

【猫の恩返し】カラスの正体と名前は何?

名前は『トト』といいます。普段は広場にある柱の上の石像なのですが、太陽が沈むと動き出す心と意志をもった不思議なカラスさんです。さすがバロンの信頼しているお仲間なだけあって、ハルに対しても紳士的な態度で接していました。

120年前に造られたガーゴイル

トトは120年もの長い時間を過ごしてきた石像(ガーゴイル)で柱の上から街の様子を眺めていました。ハルがデパートのバーゲンに来たことや小学生の頃に傷ついたカラスを助けたことも覚えています。紳士的なだけではなく、とても知性のあるトトなのです。

原作ではカササギ

映画ではカラスで描かれていますが、原作ではカササギでした。
カササギはカラスの仲間でカラスよりも一回りほど小ぶりな鳥。七夕のときに織姫と彦星の逢瀬のために天の川に連なって橋を架ける鳥と伝えられているそうです。

猫の国には入れない

トトはガーゴイルとはいえ鳥なので猫の国には入れません。猫の国の入口までバロンを送り届ける役目を果たしました。
長く世間を見てきただけあって先見の明があるのでしょうね。ハルやバロン、ムタさんが猫の国から帰ってくるときのことを考えて、多くの仲間を呼び集めていました。トトの声かけにこれだけの鳥が集まるのはさすがとしか言いようがありません。


たくさんの鳥たちが架け橋のように連なり、ハルたちを無事に元の世界に送り届けることが出来ました。

カラスとムタさんとの関係は?

仲が悪いのかな?と思わせるようなお互いに罵り合う場面が多々見られます。でも実際はそんなこともないようです。

ケンカするほど仲が良い?

『このカラス野郎!』『ブタネコめ!』などと言い合い喧嘩ばかりしている二人。バロンはいつものことさと気にも留めません。問題が起こったときには共に協力していてお互いを信頼しているようにも見られます。ムタさんがトトの鳥目を気遣っている一面もありました。ムタさん、素直じゃないのね。

ハルに対しての態度

トトさんはハルに対してはとても紳士的な態度で接しています。
それに引き換えムタさんはというと・・・本心ではないのでしょうが『次にこうなる前にダイエットしておけ!』などとデリカシーのない言葉を口にしてしまいます。この口の悪さが災いしてトトとも揉めてしまうのでしょう。

まとめ

【猫の恩返し】今回は知的でリーダーシップのあるトトについて書かせていただきました。
バロン、トト、ムタさんとそれぞれ個性的で素敵なナイトに守られたハルちゃん。羨ましいぞ!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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