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『となりのトトロ』ネコバスのモデルは?足の数や行き先表示など不思議な仕様を徹底解説

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『となりのトトロ』の中でも、強烈なインパクトを残すキャラクターが「ネコバス」です。

巨大な猫の体がそのままバスになり、たくさんの足を使って森や田んぼの中を猛スピードで走っていく姿は、一度見たら忘れられません。

しかし、改めて見るとネコバスはかなり不思議な存在です。

「ネコバスにはモデルがいるの?」

「足は何本ある?」

「どうして電線の上を走れるの?」

「行き先表示はどうやって変わっているの?」

「目がライトになるってどういう仕組み?」

など、気になることがたくさんあります。

結論からいうと、ネコバスは普通の猫とバスを組み合わせただけではなく、『となりのトトロ』の不思議な世界に合わせた独自の能力を持つ生き物です。

この記事では、ネコバスのモデルから体の構造、足の数、行き先表示、走り方まで、ネコバスの「仕様」を詳しく掘り下げます。

ネコバスとは?

ネコバスは、巨大な猫の姿をした乗り物のような不思議な生き物です。

最初に登場するのは、雨の夜。

バス停でお父さんを待っていたさつきとメイの前にトトロが現れ、その後、森の中からネコバスが猛スピードで走ってきます。

ネコバスが停まるとトトロが乗り込み、そのまま走り去っていきました。

そして物語の終盤では、迷子になったメイを探すため、トトロがさつきのためにネコバスを呼んでくれます。

ネコバスは単なる乗り物ではなく、トトロたちが利用する交通手段のような存在として描かれています。

ネコバスのモデルは何?

ネコバスを見てまず気になるのが、そのモデルです。

見た目については、その名の通り「猫」と「バス」を組み合わせたデザインになっています。

しかし、「猫が乗り物になる」という発想そのものには、もうひとつ連想されるものがあります。

『不思議の国のアリス』のチェシャ猫に似ている?

ネコバスの大きな口とニヤリとした笑顔を見ると、『不思議の国のアリス』に登場する「チェシャ猫」を思い浮かべる人もいるでしょう。

チェシャ猫も大きな笑みが特徴的な、不思議な能力を持つ猫です。

ネコバスと見た目の印象には共通する部分があります。

ただし、ネコバスの公式なモデルがチェシャ猫だと断定できる設定が示されているわけではありません。

そのため「似ている」という比較にとどめるのがよいでしょう。

猫がバスに「化けた」存在という考え方も面白い

ネコバスについては、「最初から猫型のバスとして生まれたのか?」という疑問もあります。

『となりのトトロ』の舞台には、古い自然と人間の生活が同居しています。

そこへ近代的な乗り物であるバスが走っています。

そんな人間の乗り物を見た不思議な猫が、

「あれは速く走れて便利そうだ」

とバスの姿をまねした。

そう考えると、「猫なのにバス」という奇妙な姿にも妙な説得力があります。

ネコバスは機械ではなく、あくまで生き物。

人間のバスをまねした不思議な存在と考えると、その柔らかい座席や自由自在な動きにも納得できます。

ネコバスの足は何本ある?

普通の猫の足は4本ですが、ネコバスにはたくさんの足があります。

ネコバスの足は、全部で12本あります。

前方、中ほど、後方に複数の足があり、それらを高速で動かして走ります。

12本もの足があることで、普通の猫では不可能なほどのスピードで移動できるのでしょう。

さらに面白いのは、道路だけを走る必要がないことです。

田んぼでも森でも、木々の間でもお構いなし。

大量の足を使って、地形に合わせながら一気に駆け抜けます。

「バス」と名前がついていますが、道路を走る一般的なバスとはまったく違います。

ネコバスの車内はどうなっている?

ネコバスには、乗客が乗るための空間があります。

さつきが乗り込むと、体の側面が入口のように開きます。

そして中には、猫の毛でできたようなフワフワの座席があります。

さつきが座ると体が沈み込むほど柔らかく、一般的なバスの座席とはまったく違います。

つまりネコバスは、

体そのものが車体であり、体内が客室になっている

というかなり不思議な構造です。

金属製の機械ではないため、走ると体全体がしなやかに動きます。

森の中を猛スピードで走っても乗っているさつきが振り落とされないのは、柔らかな体や座席が衝撃を吸収しているのかもしれません。

ネコバスの目はヘッドライトになる

夜でも猛スピードで走れるネコバスには、ライトがあります。

しかも車のようなヘッドライトが取り付けられているわけではありません。

ネコバス自身の目がライトのように光ります。

さらに、ネコバスの周囲にはネズミのような姿をした小さなライトも見られます。

普通のバスにある照明や車幅灯などを、生き物として表現しているようにも見えます。

猫の身体とバスの機能を融合させるデザインが、細かい部分まで徹底されているのです。

ネコバスの行き先表示はどうなっている?

ネコバスの額には、普通の路線バスと同じような「行き先表示」があります。

最初に登場したときには行き先が表示されていますが、物語終盤では、さつきの目的に合わせて表示が変化します。

迷子になったメイを探すときには、

「めい」

と表示。

メイを見つけたあと、お母さんが入院している病院へ向かうときには、

「七国山病院」

へと行き先が変わります。

普通のバスのように決められた路線だけを走るのではなく、乗客が行きたい場所を理解して目的地そのものを表示できるようです。

ネコバス自身が意思を持つ生き物だからこそできる機能でしょう。

ネコバスはなぜメイの居場所がわかった?

ネコバスの能力の中でも特に不思議なのが、迷子になったメイを見つけられたことです。

さつき自身もメイがどこにいるかわかりません。

それでもトトロがネコバスを呼び、さつきが乗ると行き先には「めい」と表示されます。

そしてネコバスは、迷うことなくメイのいる場所へ向かいます。

つまりネコバスには、目的の人物がどこにいるのかを察知するような能力があると考えられます。

住所を知らなくても「メイのところへ行きたい」と伝われば連れて行ってくれる。

一般的なバスどころか、現在のカーナビよりもすごい能力です。

ネコバスはなぜ電線の上を走れる?

ネコバスは道路だけではなく、驚くような場所も走ります。

そのひとつが電線です。

細い電線の上を、12本の足を器用に使って走っていきます。

普通の猫でも細い塀や高い場所を器用に歩きますが、ネコバスはその能力を極端に高めたような動きをします。

また、ネコバスが走るときには、木々が道を空けるように動く描写もあります。

つまりネコバスにとって、人間が作った「道路」は必要ありません。

森、田んぼ、電線などを使い、目的地まで最短距離で移動できるのがネコバスの大きな特徴なのでしょう。

ネコバスは人間には見えない?

ネコバスが走っているとき、人間たちがその姿を見て大騒ぎする場面はありません。

終盤では、さつきを乗せたネコバスが人々の生活する場所を猛スピードで通り抜けます。

しかし、大人たちはネコバスそのものを認識している様子を見せません。

この描写から、ネコバスはトトロやまっくろくろすけと同じように、普通の大人には見えない不思議な存在なのだと考えられます。

一方で犬などの動物は、ネコバスが近づいてくることを感じ取っているような反応をします。

人間には見えなくても、動物にはその存在がわかるのかもしれません。

木がネコバスを避けるのはなぜ?

森の中を走るネコバスをよく見ると、木々を避けながら走っているというより、木のほうがネコバスに道を譲っているように見える場面があります。

枝や木々の間を強引に突き破っているわけではありません。

ネコバスが近づくと、森が自然に道を作ります。

トトロが「森の主」のような存在として描かれていることを考えると、そのトトロたちが利用するネコバスも、森と深く結びついた存在なのかもしれません。

人間のバスが道路を作って自然の中を走るのに対し、ネコバスは自然そのものと調和しながら走ります。

この違いも面白いところです。

ネコバスにオス・メスはある?

ネコバスの性別について、映画本編では特に説明されていません。

そのため、映画に登場するネコバスがオスなのかメスなのかはわかりません。

ただし、「ネコバス」という存在については、映画以外にも興味深い展開があります。

三鷹の森ジブリ美術館で上映されている短編作品『めいとこねこバス』には、タイトル通り子どものネコバスが登場します。

さらに、さまざまな大きさや姿をしたネコバスの仲間も描かれています。

つまりネコバスは映画に登場した1匹だけの特別な存在ではなく、同じような仲間が複数存在する生き物であることがわかります。

ネコバスは成長する?

『めいとこねこバス』に「こねこバス」が登場することを考えると、ネコバスにも子どもの時期があるようです。

映画『となりのトトロ』に登場する大きなネコバスと比べると、こねこバスは小さな姿をしています。

つまり、

こねこバス → 大きなネコバス

と成長していく可能性も考えられます。

さらに、同作にはさまざまな姿のネコバスが登場します。

「ネコバス」という名前から一台だけの特殊な乗り物を想像しがちですが、実際には森の不思議な生き物の一種なのかもしれません。

ネコバスは「猫」なのか「バス」なのか?

ここまで特徴を見ていくと、ネコバスは機械というより圧倒的に「生き物」に近い存在です。

・12本の足で走る
・体が柔らかい
・目が動く
・自分の意思で行動する
・目的地を理解する
・子どものネコバスが存在する

こうした特徴から考えると、「猫型のバス」というより、「バスの能力を持った巨大な猫」と考えたほうがしっくりきます。

人間の世界には路線バスがある。

そしてトトロたちの世界にはネコバスがある。

そう考えると、『となりのトトロ』の世界では、ネコバスが森の住人たちにとって当たり前の交通手段なのかもしれません。

まとめ

『となりのトトロ』のネコバスについて、モデルや体の構造、不思議な仕様を掘り下げました。

ネコバスには、

・猫とバスが融合したような姿
・12本の足
・フワフワした体内の座席
・ライトのように光る目
・目的地に合わせて変化する行き先表示
・人を探し出せるような能力
・道路以外の場所も走れる能力
・普通の人間には見えないと思われる性質

など、一般的なバスとはまったく異なる特徴があります。

また、『めいとこねこバス』には子どものネコバスやさまざまな仲間が登場することから、ネコバスは1匹だけではないこともわかります。

特定のモデルについては明確にされていませんが、大きな笑顔は『不思議の国のアリス』のチェシャ猫を思わせる部分もあります。

そして何より面白いのは、ネコバスが「猫の形をした機械」ではなく、意思を持ち、成長し、仲間まで存在する生き物として描かれていることです。

『となりのトトロ』をもう一度見るときには、ぜひネコバスの足や目、行き先表示、走っている場所にも注目してみてください。

細かく見れば見るほど「この生き物、一体どういう仕組みなの?」と気になるポイントが見つかるはずです。

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