【おおかみこどもの雨と雪】畑を広くする理由は?舞台モデルの田舎はどこ?

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【おおかみこどもの雨と雪】ニホンオオカミの血を引く「おおかみおとこ」と父親を亡くしてから一人で生きてきた「花」が出会って恋に落ち、二人の子どもを授かります。授かった子どもたちはニホンオオカミの血を濃く引き継いだ「おおかみこども」でした。おおかみこどもを育てるのに田舎へ移住することを決めた花ですが、手探りでの生活に困り果てることも・・・今回は花たちの田舎暮らしの様子について解説していきたいと思います。

【おおかみこどもの雨と雪】畑を広くする理由は?

花は「おおかみこども」の二人を育てるため、今まで住んでいた都会を離れて人里離れた田舎町への移住を決めました。理由は「おおかみこども」の二人が人目を気にせずにノビノビと暮らすためと「おおかみとして生きるか人間として生きるか」どちらでも選べるようにと考えたからです。生活のために奮闘する花たちですが、なかなか上手くいきませんでした。

 農作業(畑仕事)をするまでの経緯

花は仕事をしておらず、夫である「おおかみおとこ」が遺してくれた僅かな貯金で生活をしていました。引っ越した家は広大な土地がありましたが、『ここは自給自足には向かないよ?動物が山から降りてきて畑を荒らすの』と役場の人に言われてしまいます。
それでも生活のため、親子3人が食べていくために図書館で本を借り独学で野菜を作り始めましたが、やはり初めての農作業は大変なものでした。
荒れ地を耕し、枯れ葉をすき込み、土を作る。種を撒き、肥料を与え、水やりをする。丹精込めて作った作物も病気になり育ってくれません。途方に暮れる花でしたが無理やりの笑顔で乗り越えようとするのでした。

畑を広くする提案をした韮崎さん

おおかみこどもを育てている花は周囲との関わりを持とうとはしませんでしたが、少しづつ変化が現れます。女手ひとつで頑張っている花を気にかけてくれる存在がいました。近所の韮崎さん。農作業のノウハウをぶっきらぼうにアドバイスして、初心者でも簡単に作れて収穫量の見込めるジャガイモの種イモを分けてくれました。その際に花が耕した畑以外の場所を指し、「ここもすきこめ」と指示します。子どもと3人食べるだけですし・・と言う花に対し「聞こえなかったか」ときつく言い放ちます。逆らえずに花は言われたとおりにしました。

なぜ畑を広くする?理由は?

畑を広くするのは収穫量が増えるのですが、管理も手入れも大変になります。韮崎さんはそれでも畑を広くするように言ったのは何故でしょうか?花は山のように収穫出来たジャガイモをお世話になった方たちにおすそ分けします。するとジャガイモのお返しにと大根やお米や玉子を貰えました。おまけに冷蔵庫まで!田舎だからこそ人同士が助け合っていかなければいけない。これが韮崎さんの真意です。花もその真意を身を以て理解しました。

これをきっかけに花は周囲の人とも積極的に関わるようになりました。ずっと一人で頑張ってきた花の姿を見ていてくれた韮崎さん、見た目は怖いけどとても優しい方ですね。

舞台となった田舎は?

映画の中でも広大で美しい自然のシーンが印象的でした。

富山県上市町

この物語の舞台となったのは富山県上市で自然豊かな美しい場所。細田守監督の出身地だそうです。地図を見てびっくりしました。本当に山の中!イノシシやクマがいてもおかしくはないですね。

まとめ

ただでさえ初めての子育ては不安が大きいものです。まして花が育てているのはおおかみこどもです。周囲の目を気にするのも無理はありません。でも心を開いて周りの方の助けを受け入れていくことで花も母親として成長出来たのではないでしょうか?そのことが子どもたちにも良い影響を与えたのだと思います。多くを語らない韮崎さんが花ちゃんファンなのが微笑ましいですね。
最後までお読みくださり、ありがとございました。

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