捨て猫の行く末は?最期どうなるのか猫を捨てた人に知ってほしいこと

ネコのこと

こんなニュースを見かけました。
私の愛する大切な家族も『捨てられた』子でした。
捨て猫について私の考えをお話したいと思います。

猫を捨てるのは犯罪行為

動物愛護管理法という法律で定められています。

愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪です。違反すると、懲役や罰金に処せられます。・愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者→5年以下の懲役または500万円以下の罰金・愛護動物に対し、みだりに身体に外傷を生ずるおそれのある暴行を加える、またはそのおそれのある行為をさせる、えさや水を与えずに酷使する等により衰弱させるなど虐待を行った者→1年以下の懲役または100万円以下の罰金・愛護動物を遺棄した者→1年以下の懲役または100万円以下の罰金※愛護動物とは1 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
2 その他、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/aigo.html   環境省HPより

猫を捨てる、飼育放棄、虐待は犯罪です。

捨てられた猫はどうなる?

うちの子は小雨降る日、私の勤務する会社の敷地内に段ボール箱にガムテープで封をした状態で捨てられていました。たまたま、お掃除の方が見つけて事務所に連れてきたんです。
身体も汚れておらず、ノミもいませんでした。室内にいたのでしょう。
会社の敷地に遺棄したということは、『誰かが拾ってくれるだろう』との気持ちがあったのでしょう。でも発見が遅かったら、どうなっていたでしょう。
雨に濡れた段ボールは容易に崩れます。ずっと室内にいた子猫は外の危険を知りません。
怖くて必死で親猫や飼い主を探すでしょう。交通事故にあったり、カラスに襲われてしまい、命を落とす場合がほとんどです。心ある人に保護されることは幸運なこと。残念ながら幸運な子ばかりではありません。

猫を捨てた人はどうなる?

防犯カメラや目撃者がいない限り、動物遺棄の犯罪者として逮捕されることはないでしょう。
逮捕されなくても『命を遺棄した』重罪は消えません。
動物の魂は清らかで輝いています。その輝いている魂を不幸にすることは宇宙の法則からみても大罪。仮に遺棄した子が強運の持ち主で、心ある方に保護された後に幸せになったとしても命を遺棄したという行為は許されません。

AC JAPAN 日本動物愛護協会

『親切な人に見つけてもらってね』と涙を流す親子。さまざまな事情がある、仕方なかったのだと言うのでしょう。
どんな最もらしい理由を並べても命を遺棄した事実は変わりません。

猫を捨てる前にやるべきこと

大切な命を繋ぐことを考えてください。最大限の努力をしてみましょう。

相談する

動物病院や動物の保護活動をしている団体、または個人で活動している方などに相談してください。ただ、丸投げは止めましょう。飼えないから引き取ってというのはあまりにも無責任です。
何故、飼えないのか、どんな理由で手放さなくてはいけないのか、飼えないのであれば何をすべきか、きちんと話し合って解決策を探しましょう。

小さくても大切な命だということ

思い出してください。なぜ、動物と暮らすことを選択したのか。
猫カフェに子猫2匹を遺棄した人は、もしかしたら子猫を保護したのかもしれません。どうしても自分では飼えない、猫カフェなら何とかしてくれるかもしれないと思ったのかもしれません。
そうであれば、猫カフェのオーナーに理由を話して里親さんを探すお手伝いをお願いしたり、捨てるよりも他に何かが出来たのではないでしょうか。
里親さんを探すのは簡単ではないと思いますか?あなたの誠意に満ちた愛ある行動で子猫たちの清らかな魂は更に輝きを増していきます。そうするとステキな縁を結ぶ力も強くなるんです。
それだけではありません。動物を助けたことで、助けた人の魂もキラキラと輝いていきます。

まとめ

分かりやすく説明するために『捨てる』という言葉を使いましたが、本来は使いたくない言葉です。捨てるとは命に対して使う言葉ではありません。
動物を捨てたことによって魂が曇ってしまう人が出ませんように。
捨てられて絶望を感じてしまう子たちがいなくなりますように。

これを読んで一匹でも多くの捨てられそうな子が救われることを心から願います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。





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